歌手・LiSAが14日、東京・渋谷のNHKで『第70回NHK紅白歌合戦』記者会見に登場した。
2011年にLiSA名義でソロでメジャーデビュー。アニメのタイアップなどの楽曲をパワフルに歌唱し、大型アニメソングフェス『Animelo Summer Live』のトリを務めたり、音楽番組『ミュージックステーション』へ出演の際にはファンから熱い支持を受けたりと、年を重ねるごとに、その勢いが増し続けている歌手として知られている。
LiSAは紅組を意識したような赤ベースのチェックの衣装にスカートを合わせて登場。
「LiSAです。よろしくお願いします。きょうまで応援してくださった、たくさんの世界中のみなさん。紅白歌合戦で初めてLiSAをご覧頂くみなさんに、TVを通して私らしいライブをお届けできればなと思っています。よろしくお願い致します」
記者からは紅白歌合戦の印象をこれまでどう持っていたかと、初出場を報告したい人はいないかと質問も飛ぶ。
「やっぱり紅白歌合戦というのは、年末に家族が1つになって、1つの番組をみんなが観て、子供から大人まで、さまざまな年齢の方が一緒に応援できる代表的な番組だなと思っています。そこに1人として初出場させて頂けたこと、本当にとても嬉しいです。これを早くファンの方、お世話になった方、そして母に伝えたいと思います」
と、周囲への厚い感謝を忘れない姿を見せていた。その後、記念撮影の際にはムービーカメラに向かって楽曲『パプリカ』のサビの部分をアカペラで歌いながら、振り付けを披露するお茶目で可愛らしい姿を見せたり、満面の笑みを見せたり楽しんでいるようだった。
終了後には加藤英明チーフプロデューサー(46)の囲み会見が開催。LiSAの選出理由へ、「アニソンという域を超えたご活躍をされているソロアーティストだなと僕らは思っています。とくに今年は、TVアニメ『鬼滅の刃』がヒットしているということで、OPテーマの『紅蓮華』という曲もチャートで1位を獲得されているということで、今年の活躍が顕著と言えると思います」と、コメントを寄せた。
また、LiSAの選出が発表されてから加藤チーフプロデューサーは、「ネット上での反響はLiSAさんに対するおめでとうコメントがすごい」とも話していた。