
俳優・早乙女太一(20)が5日、東京・明治座での舞台『早乙女太一特別公演』初日を前に女優・すみれ(21)、波乃久里子(66)、俳優・松村雄基(48)、堤大二郎(50)、山本亨(51)、桜木健一(64)、演出家・岡村俊一とともに会見を開いた。
今回は第1部『GOEMON ?孤高の戦士?』(演出・岡村)、第2部『早乙女太一 舞踊/剣舞・影絵』(演出・綾部心一)という2部構成で開かる。『GOEMON-』は紀里谷和明氏(44)原案のもので、戦国時代末期の義賊・石川五右衛門(早乙女)の生き方を大胆にアレンジした迫力の舞台。一方、『舞踊/剣舞・影絵』は、youtubeで250万回再生を誇り、世界を魅了する早乙女の華麗なる太刀さばきなど、動と静が渾然となったもの。
それぞれ舞台のメークを施し衣装姿で登場。早乙女は、3月の名古屋から公演を通して、「名古屋から1ヶ月もないんですけど、何回もやってますけど、新鮮な気持ちでやります」と、意気も高い。一方、同舞台で女優デビューするすみれは、「初めての舞台ですけど頑張りたい」と、少し緊張気味だが、早乙女の演技を見て「踊りまで感動していた」と、得るものがあるよう。
同所で早乙女の舞台の演出が3度目になる岡村は、「早乙女太一の舞台ここに極まれりというものになっています」と、ベタ褒めで、「速さと静けさで、動きの中にペーソス(哀愁)があって20歳でこんなやつがいたらかかってこいという感じですね」と、早乙女を高評価し、これには早乙女も笑みがこぼれる。
「一人ひとりのエネルギーがすごい」という早乙女だが、一番動きまわるのはもちろん石川五右衛門役の早乙女。「人生で一番熱い」と相当な運動量のようだが特別なトレーニングはしていないのだとか。そんな必死という早乙女は、すみれへ「あんま(早乙女を)見てないですよね」と、からかうと「見てますよー!」と、ほおをふくらませ、すみれは、「汗ダラダラですごい運動量ですよね。これじゃなきゃというエネルギーがある」と、しっかり感想を。自身の演技については、すみれは父・石田純一(58)と母・松原千明(54)から感想をもらっているそうで、「パパはよかったねと軽い。ママは自分の初舞台よりは大丈夫だったと言ってくれました」と、感想を話すと、波乃が「お母さまがよく育てたんです。お母さまに感謝ですね」と、強調し笑いを誘った。
また、会見終了後、妻で女優・藤谷美和子(49)が自宅付近で猫の世話をするなどして生活していると以前、報じられていた岡村に、報道陣が集まったが、「それ(藤谷のこと)はいいよ。それはいいよ」と、本サイト記者らの肩を軽くポンポンと叩くと、早乙女について、「普通の商業演劇で3時間で覚えるところを彼は1時間30分で覚える。覚えるのが本当に早い。ぜひ一度、見てほしい!」と、目を輝かせながら熱く語っていた。
『早乙女太一特別公演』は本日5日から27日まで同所にて開催!









