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「復活のルルーシュ」へ大河内一楼「主人公はルルーシュです」!「コードギアス」劇場総集編は全編録り直しに【後編】

「復活のルルーシュ」へ大河内一楼「主人公はルルーシュです」!「コードギアス」劇場総集編は全編録り直しに【後編】
コードギアスの情報が続々と公開となった

 ※前編(福山潤コードギアス10年前を回顧で成田剣と握手の思い出!招待状の謎を解答も「盛りましたね」)より

 キャスト陣が舞台から去り、これでイベント終了かと思うと、舞台にゼロが登場!「聞け!10年の時を待った者たちよ!」という演説が行われたかと思うと、『特報』という文字が浮かびあがり、スペシャルPVが上映される。その中で、全3章の劇場総集編『コードギアス 反逆のルルーシュ』の制作が決定したことと、ゼロレクイエムから数年後という設定の続編『コードギアス 復活のルルーシュ』の企画が始動したことが発表され、これに場内からは大歓声が巻き起こる。

 この説明のために谷口監督と大河内氏が登壇。2人ともまずは10年を迎えることができたことに観客へ感謝しつつ、谷口監督から、「コードギアスはネクストステージに移ります。次の10年を見据えるために、もともとの出発点であります『反逆のルルーシュ』編をきちんと見据えようと思いました。そこを踏まえた上で、さらに、さらにより高いステージを目指して頑張っていきたいと思っています」と、あいさつ。

 さらに、キャスト陣も再登場。福山は「ビックリですよね!」と興奮気味。ゆかなは「私達もこのイベントの数時間前に1度特報映像を観ただけなのでそれぐらい何も教えてもらってないんです」と、苦笑いしながら、谷口監督と大河内氏に質問で迫る。

 今回、特報上映されたPVについて、谷口監督は、「普通はイメージボードで起こすのですが、多くのスタッフに共通認識を持ってもらった方が良かろうということでイメージムービーにしました」と、趣旨を説明。

 劇場総集編については、大河内氏は「TVシリーズ50本を3本にまとめたものにして、これから入ってくる人にもこれを観ればほとんどわかってもらえるようにしようと思っています」と、新規のファン獲得の狙いがあるとのこと。さらに、谷口監督は、同作へ「新規カットも加えます。音声とセリフも含めて、すべて新録します」と、宣言。これにキャスト陣は10年前の演技と熱量を再び戻せるかで戦々恐々といった感じだった。

 続けて、『コードギアス 復活のルルーシュ』についての話題に。谷口監督は、「R2の後で、これは間違いないです」と明言し、大河内氏は、「シンプルに続編ですと言っていいと思います。主人公はルルーシュです。それが別世界とか、偽物とかはしないです。あの結末からどうなるかは新作を観てください」と、コメントを寄せる。なお、こちらがTVで放映されるのか劇場版なのかについて大河内氏は「いまのところ言えないです」とし、今後の展開に期待を持たせ谷口監督は「頑張りますので、また応援よろしくお願いします」と、呼びかけていた。

 終盤にはサプライズゲストとしてaccessが登場し『瞳ノ翼』を熱唱した。

 その後、福山から「10年の重みというのは私も十分に感じておりまして『またやれるんだ!』、『またあの熱量をまた自分たちで絞りだすんだ!』というところも有りながらも その戦いが大変待ち遠しいという気持ちもございます。これからちょっとずつ、また自分でも積んでいかないといけないなと思っております。自分にとっての『コードギアス 反逆のルルーシュ』で過ごした当時の2年間というのはそれほど濃密な熱量がありました。だからその熱量に負けない、それ以上のものを今度の劇場3部作で、振り返るだけではなく、新たな熱量で皆様をお迎えしたいと思っております。その先に「復活のルルーシュ」というものがあります。ただ、そこはまだ考えないようにいたします。まずは目の前にあるものを一個一個、積み重ねていって、その先にきっと、僕が谷口さんに掛けられたギアスがパワーアップするのではないかなと思っております。皆様にはこれからの10年と言わず、我々が送り出す一つ一つの大きなものに、是非とも皆様のお力を添えて頂けましたら幸いです。 本日は誠にありがとうございました」と、スピーチ。

 最後は福山が「ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアが命じる!次にまみえるその時まで刮目して待て!」と、キャラクターとしてメッセージを送って最高潮の盛り上がりのなか終演を迎えていた。

 なお、この模様については動画配信サービス『アニメイトチャンネル』にて、12月23日から期間限定独占配信を予定、2017年4月21日よりBlu-ray&DVDとして発売を予定しているという。

 ※記事内画像は(c)SUNRISE/PROJECT GEASS Character Design (c) 2006-2008CLAMP・ST

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