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小野大輔アニメ「Dimension W」主人公マブチ・キョーマは「ツンデレ」!続編を強く願う

小野大輔アニメ「Dimension W」主人公マブチ・キョーマは「ツンデレ」!続編を強く願う
「Dimension W」イベントが開催!

 TVアニメ『Dimension W』スペシャルイベントが14日、東京・江東区のティアラこうとう 大ホールで開かれマブチ・キョーマ役の小野大輔、百合崎ミラ役の上田麗奈、アルベルト・シューマン役の石田彰、ルーザー役の中村悠一、エリザベス・グリーンハウ=スミス(エリー)役の鈴木絵理、エンディング主題歌を担当したFo’xTailsが登場した。

 今年1月から1クールで放送された漫画家・岩原裕二氏の同名作をアニメ化。西暦2072年、人類はX・Y・Zに続く第四の次元軸『W』に存在する無尽蔵のエネルギーを取り出すことに成功し、それを個人携帯用の次元間電磁誘導装置「コイル」に供給するシステムが完成されエネルギー問題が解決したかのように見える世界が舞台。正規ルートを通さない「不正コイル」を回収する回収屋のキョーマと相棒ミラのコンビがたどる数奇な運命が描かれる。

 開演時間になると、本作で放送された全12話分を凝縮した映像が大スクリーンに流れるなかで朗読劇からスタート。オープニングでは、TVアニメ版の際に、キョーマが踊っていたダンスをミラが踊っているという映像で観客を驚かせてから始まることに。途中、モノローグでキャラクターの心情が語られたり、生アフレコになる場面もあったり、ルーザーとエリーの出会いを描いた原作コミックス第11巻収録予定のドラマが差し込まれたりと、密度が濃いもので、約70分という長さで観客を魅了した。

 朗読劇終了後はFo’xTailsがTVアニメED『Contrast』を熱唱し、シークレットゲストのハリソン・イーストリヴァー(ハリー)役の阪口大助を司会に迎えてトークショーへ。その際、小野は、『Dimension W』イベントではお馴染み(?)となったキョーマのイメージでつくられた法被姿で現れ、金串を投げる仕草をしながら登場。“相棒”の上田は10月中旬から限定100個で発売されるというミラと同じキャスケットをかぶりつつ、小野と同じく何かを投げる仕草をし、和気あいあいといった雰囲気に。

小野大輔アニメ「Dimension W」主人公マブチ・キョーマは「ツンデレ」!続編を強く願う
Blu-ray第6巻スリーブ本体

 トークでは『コイルナンバーズトーク』と題して話を展開。最近した大きな選択というパネルを引いた小野が「オープニングのキョーマのダンスをマスターすることを選択しました」と言うと、中村が実際にダンスの披露を求め、場内もそれに同調。期待に応えて小野はキョーマのダンスを披露することに。しかし、1度目は緊張からか振り付けを忘れてしまい、“もう1回!”との要望もあり2テイク目で完璧なダンスを踊り切り、場内からも拍手と歓声が飛んだ。

 ほかのメンバーはお題に対してハチャメチャな回答もあり、続く事前アンケートの回答を発表する『ハリーの深掘りアンケート』コーナーも同じく珍回答で大盛り上がり。中でも中村が、ルーザーとの共通点が思い浮かばなかったということで、自身の特徴から逆にルーザーに対して「肉が好きなのでは?」と提案したり、鈴木も同様に「エリーは低血圧なんじゃ」と提案するなど、本編中の設定である“義理の親子”を感じさせた。

 一方の小野は自身とキョーマの共通点をシャイと示し、「シャイボーイですよ。人前にできれば出たくない。だから、声優を選んだんだもん…。キョーマもそういうところというかツンデレというか」と、心情を吐露しつつ、「(四阿屋)雅とのシーンはキュンキュンしたんです。こんな青春時代ならよかったのに」と、本音が漏れることも。

小野大輔アニメ「Dimension W」主人公マブチ・キョーマは「ツンデレ」!続編を強く願う
キービジュアル

 イベント終盤はBlu-ray第6巻に収録される『Dimension W』オリジナルショートアニメを6人で生オーディオコメンタリーをしながら観るという趣向が。こちらはキョーマとミラが銭湯に行くという話で、真面目な話をしながらも“肌色成分”が多いという仕上がりで、キャスト陣もわいわいと盛り上がった。

 時間はあっという間に過ぎてしまい、いよいよラストへ。鈴木は朗読劇が印象的だったようで、「アフレコが終わってからエリーちゃんを演じる機会があると思っていなかったです。こんなにも感情移入できるエリーちゃんを演じることができて幸せでした」と、胸いっぱいの様子を見せると中村は「ルーザーは最後助かっていないとは思いますけど、もし今後、続いていく原作で出てくればとも思っています」と、切なる願いを。

 上田は、本日のイベント前にキャスト陣と「おもしろいことを共有できるイベントになったらいいですね」と話をしていたそうで、「みんなで楽しさを共有できる場所になったと思います」と、満足げ。さらに、「もう1回1話から観直したいおもしろい作品だなと思いました!」と、作品愛を口にする。

 そして、小野へ。「朗読劇は緊張しました。実は隣にいる“ポンコツ”も緊張していたんです」と、上田をチラリと見ると上田は「それは言わないでください!」と、苦笑い。「朗読劇をするときに『Dimension W』の世界をもう1回そのままなぞることのないように、また命を吹き込まないといけないと思って、その緊張がうまい方向で出ていたのではないかと思います」と、手応えがあった様子を伺わせつつ、「またキョーマをやりたいし、ミラにも会いたい。コイル=可能性ですから、みなさんもコイル=可能性を信じて」と、続編への願いを熱く語り、終演を迎えていた。

 ※記事内写真は(C)岩原裕二/スクウェアエニックス・DW製作委員会

小野大輔アニメ「Dimension W」主人公マブチ・キョーマは「ツンデレ」!続編を強く願う

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Blu-ray第6巻映像特典OVA場面
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