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渕上舞が語る“ガルパンはいいぞ”の浸透度!劇場版へ10の質問で大盛り上がり【前編】

渕上舞が語る“ガルパンはいいぞ”の浸透度!劇場版へ10の質問で大盛り上がり【前編】
渕上舞と杉山潔プロデューサーが登場!

 『「ガールズ&パンツァー 劇場版」大ヒット御礼&明けましておめでとうございます!』舞台あいさつが8日、東京・新宿バルト9で開かれ主人公の西住みほ役・渕上舞と杉山潔プロデューサーが登壇し、司会は廣岡祐次宣伝プロデューサーが務めた。

 “ガルパン”の愛称で2012年から13年にかけて放送されたテレビアニメ『ガールズ&パンツァー』の完全新作劇場版。戦車を使った武道『戦車道』が大和撫子のたしなみという世界を描いた作品。キャラクターへの魅力や、ミリタリーワークのち密さなどで人気を博すと、テレビアニメ放映後もファンからの熱い声援が続き、舞台となった茨城・大洗町は“聖地”として観光客が連日訪れ、14年7月にはOVA『これが本当のアンツィオ戦です!』が発売されるまでに。

 そんなファンに愛されている本作が満を持して15年11月21日に公開。公開約1ヶ月半の今年1月6日時点では累計54万8583人を動員し、累計興行収入は8億435万6024円、さらには公開劇場が9日から新たに32館(8日時点で35館に増加)の上映場所が増え、ついに47都道府県での上映となるなど、いまだに勢いを見せている。

 夜分遅くのイベントながら場内は満席で、3人が登場した瞬間には温かい拍手が送られる熱気。おなじみのパンツァージャケット姿の渕上はこの日が今年初めて人前でのステージに立つこととなった。

 作品の反響を聞かれ渕上は、「周りの方も見に行ってくださる方が多くて、“いいぞ”という話を聞きます。年末年始に実家に帰った時も弟に『ガルパンはいいぞ』と言われました」と、最近ネット上でガルパンを布教する言葉として流行っている“ガルパンはいいぞ”が浸透しつつある現況を語り、「反響が大きくて(『ガルパンはいいぞ』が)生まれているというのを聞いて、こんなにたくさんの人に認知して頂いて応援していただいているんだなと思います」と、しみじみ。

 興行収入8億円超えということへは、杉山プロデューサーは「とてつもない数字だと思いますし、先週の(動員)ランキングでトップ10に返り咲いて、上映館が2桁なのはガルパンだけでした。多くの方々が何度も観てくださっていることと、『ガルパンはいいぞ』で新しいお客さんも来ていただいていてありがたいなと思います」と、お礼を述べていた。

 この日は、公開から期間も経っているため、渕上が思う10個の疑問をスタッフや監督が事前に回答しそれがその場で明かされるという形式で進行。渕上は「10個挙げてくださいと言われて王道なものから個人的に気になるものまで挙げたんですが、これどうかなというのが何個かあって消されるかなと思ったら答えて頂けたので驚いています!」と、相当に切り込んだものを伺わせることに。

 まず1つめは、『劇場版制作が決定してから昨年11月21日に公開されるまでの期間は?』という問いに、杉山プロデューサーは「テレビシリーズの反響を見て、これだけ応援してくださる方にお返しするためにはわれわれとしては新しい作品をと思って、だいたい2013年あけたくらいのところで始まっていたので、約3年ですね。『作ろう!』と言っても、またお話を1から考えないといけないオリジナル作品なので、通常の原作がある作品よりは時間がかかってしまいますね」と、しみじみと裏話を話すと、廣岡宣伝プロデューサーがよく本作とコラボもある原作漫画ありの『蒼き鋼のアルペジオ』が先に劇場アニメとして公開されたことを話して、場内を沸かせ杉山プロデューサーは「別に競争してないから(苦笑)」と、ツッコミを入れて盛り上がった。

 2つ目は、新キャラのキャスト選考はオーディションだったのか指名だったのかという質問には、ずばり指名だったと返答がされ、渕上とともに観客も「おー!」と、どよめくことに。この理由として、杉山プロデューサーは「いろんな方から候補が出るんですが、それ以前に30人以上のキャラクターがいて、イメージのかぶりとかというのも考えないといけないので、ある程度この人がいいのではというので決まって行きました。最終的には(水島努)監督が決めていきました」と、語った。

 【後編(ガルパン劇場版の島田愛里寿は何歳ぐらい?30~40日かかった1カット解説などネタ満載に)】

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