女優・武井咲（21）、元格闘家でタレント・高田延彦（53）、シンガーソングライターのナオト・インティライミ（36）が27日、東京ビッグサイトで開かれた『ツーリズムEXPOジャパン2015』内のJTBブースで新ブランド『JTBスポーツ』設立発表会に登場した。
JTBはスポーツを観戦すること、参加すること、応援することなど、スポーツの素晴らしさなどを伝える新ブランド『JTBスポーツ』を設立。メガスポーツイベントへの観戦ツアーや、市民参加型スポーツイベントの企画・実施などスポーツ事業の取り組みを強化していく。現在、イングランドで開催中の『ラグビーワールドカップ2015』大会では予選プール最終戦となる10月12日の日本対アメリカ戦観戦ツアーなどを組むなどさっそく盛り上げに一役買っている。
白のノースリーブの上着に赤いスカートを合わせ登場した武井。司会からどんなスポーツをこれまで経験してきたか尋ねられ、「あんまりなくて、部活動だとバスケットとバドミントンを少しやってたくらいなんですが、やってきたと言えるほどやってなくて」と、少し自信なさげに答える。
続いて高田も「小学校6年間は野球をやってました」と、話しつつ、「あとはプロレスをちょっとやってて、熱心にやってましたね（笑）。総合格闘技とたまにボーリングも」と、元プロレスラーという経歴を踏まえた茶目っけたっぷりのコメントが飛び出し、場内に笑い声が飛んだ。
スポーツといえば、『ラグビーワールドカップ2015』に出場中のラグビー日本代表が今月19日に戦い南アフリカを撃破する大金星を挙げ、日本のみならず世界から称賛と注目を浴びたが、武井もその試合を観ていたそうで、「南アフリカ戦とスコットランド戦は拝見して、命を削ってまで闘うスポーツってあるんだなって、奇跡の勝利と言われますが、この日のためにやってきた実力がやっと実った時の瞬間だったと聞いたときは、ラグビーのファンになりそうな感じでした」と、感動と興奮の観戦だったそうだ。
さらに、イベントでは、「JTBスポーツのアスリートたちよ出てこいやー！」という高田の決めゼリフを武井と場内の観客で叫び、JTBスポーツ所属で卓球の松平健太選手（24）、パラリンピック アルペンスキーの小池岳太選手（33）を呼びこむという演出も。そんな気合を入れていた高田だが、『JTBスポーツ』の選手へは、「競技の中のライバルもそうですけど、お互い刺激し合ういい環境になるのかなと思っています」と、期待を寄せる。
一方の武井はイケメンな松平選手へ、「お友達とこのまえ卓球で遊んで、私があまりにも下手すぎたのであとでコツをこっそり教えて下さい」と、ここぞとばかり頼む姿も見せるなど交流を図っていた。
終盤にはナオトも登場。ナオトは旅とサッカー好きとして知られるが、「世界中旅しているなかで、サッカーコートに飛び入りで入ることがあるんですが、100の情報を飛び越えることができるなと感じています。社長さんとか平社員とか関係なく、そのコート上では選手で、関係を飛び越えられる」と、しみじみ。
話が旅の魅力へ向くと、ナオトは、「遺跡や食べ物は人を変えてくれないと思っているんです。最終的に残っているのは旅で出会ったと人の、短い会話だったりとかで、同じ景色が変わっていくと思うんです。そういうのを楽しんで欲しい」とアピール。すると、高田は旅行で外したくないものを挙げだし「寝床のシーツがピーンとなっていることと、シャワーの水圧。食べ物は嫌なものを無理して食べたくはないから、下調べしておく。あとは、多少のアクシデントは、ないよりも思い出したときに、若干なんかあったほうが心に残る」と、コツも披露。
武井も旅へ、「空いたらすぐ飛び出しちゃいますね。前々から行きたいと思っていた場所に、パッと空いたらよし行こうとなって。食事とかも文化の違いを感じますし、自分が人とコミュニケーションをとると、貴重な経験ができます！」と、行動派なところを見せていた。
