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プリキュア新旧アーティスト&プロデューサーがトーク!引き継がれている思いとは?

プリキュア新旧アーティスト&プロデューサーがトーク!引き継がれている思いとは?
プリキュア新旧アーティスト&プロデューサーがトーク!

 『プリキュア祭! ~Max Splash GoGo フレッシュでGo!~』が29日、都内で開かれミニライブや声優によるトーク、新旧プロデューサートークなど盛りだくさんで開かれた。

 映画プリキュア初期6作品Blu-ray連動購入特典のイベントで、3月発売の『映画ふたりはプリキュア MaxHeart』、『映画ふたりはプリキュア MaxHeart2 雪空のともだち』、『映画ふたりはプリキュア Splash☆Star チクタク危機一髪!』から2タイトルと、6月発売の『映画 Yes!プリキュア 5 鏡の国のミラクル大冒険!』、『映画 Yes!プリキュア 5GoGo! お菓子の国のハッピーバースディ♪』、『映画フレッシュプリキュア! おもちゃの国は秘密がいっぱい!?』から2タイトル購入者向けのものとなる。

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 イベントスタートはミニライブから。五條真由美が飛び出してくると『ふたりはプリキュア MaxHeart』の『DANZEN!ふたりはプリキュア』のパフォーマンス!往年のファンが集結しているだけあり、合いの手もバッチリで場内のテンションを一気に最高潮まで持っていき、うちやえゆかの『ふたりはプリキュア Splash☆Star』の『まかせて★スプラッシュ☆スター★』へつなげ、続いて2人での『ガンバランスdeダンス』を披露した。

 歌い終えて「2人だと楽しい!」と、笑顔を見せあう仲の良さを見せる五條とうちやえ。一番最初にプリキュアが世に出たとき、プリキュアの説明を「プリティーで…」など試行錯誤したという五條は、「何もない段階でスタートだったので、新しい企画に関わっていくという感じでしたね」と、しみじみ。

 さらに、五條は当時のライブ会場でのことを、「会場で人気の具合が分かるんです。爆発的に人が増えていくさまがわかったのは貴重な時間だったと思います」と、回想しつつ、「来てくれる人はたくさんいるのに売るグッズがなかった」と、苦笑いすることも。うちやえは、プリキュアに参加した歌手たちのつながりについて、「本当に雰囲気もいいので、どんどんつながっていくプリキュアなので、面白いなと思いますね」と、作品を超えた絆もあるそうだ。

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 中盤は『Yes!プリキュア 5』と『Yes!プリキュア 5GoGo!』キュアドリーム/夢原のぞみ役の三瓶由布子と、『フレッシュプリキュア!』キュアピーチ/桃園ラブ役・沖佳苗のトークへ。それぞれの変身の名乗りの部分で、三瓶からの呼びかけで、“キュアドリーム”と“キュアピーチ”の部分を観客が声を合わせて叫ぶ珍しい光景が繰り広げられた。

 『Yes!プリキュア 5GoGo!』から約6年半という時間が経っているが、三瓶は、「毎年毎年、かかわらせて頂いているので、今も、プリキュアが続いているというのがすごいことだなと思います。(当時の)プリキュアのキャストみんなも、付かず離れず一緒にいますね。集まるときは本気の出し方がすごいという感じかな」と、作品の主人公たちのような関係がいまも続いているそうで、沖も、「オールスターで集まると、帰ってきたというより、前の続きみたいな感じで、距離感が近いんです」と、うなずく。

 当時のアフレコ現場については、三瓶は、「鷲尾(天)さんがプロデューサーでアフレコ前に一言あったんですけど、現場のちょい役の子も含めてまとめてくださるのでやっぱりプロデューサーはありがたいと思いました。こんなに優しい声をかけてくださる人はいないですよ」と、いい雰囲気だったそう。

 プロデューサー話続きで、沖は「フレッシュだけに、新しいチャレンジが多く、例えばおへそだしのキュアベリーちゃんの
お洋服にもいろんな意見があったりなど、大変だったらしいんです。私もそんな中でキャストの1人として挑戦させてもらった部分はありました」と、裏話も飛び出した。ほかにも2人のお気に入りのシーンなどが公開され、ときに場内から笑い声などが上がることもあった。

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 後半は今年放送されている『Go!プリンセスプリキュア』の主題歌を歌う礒部花凜のパフォーマンスから。『Miracle Go!プリンセスプリキュア』と『夢は未来への道』を続けて披露しつつ、礒部は「いつもは小さい子たちの前で歌っているので緊張しています。後期のオープニングの歌詞が少しだけ変わって、その初めての披露だったので緊張しました」と、はにかみ、「希望とか勇気とかを伝える立場になったのが感動です。プリキュアは自分が燻らないための人生の教科書、自分の心の教科書です」と、思いを口に。

 この日、最後のゲストとなる『Go!プリンセスプリキュア』の神木優プロデューサーと、2004年から08年までプリキュアシリーズの鷲尾天プロデューサーが登場。神木プロデューサーは、「鷲尾だったり、梅澤(淳稔プロデューサー)、柴田(宏明プロデューサー)のアシスタントについてきたことがあったんで、それプラスどういうチャレンジができるのかというのを、監督と話しながらやらせていただいてます。一番大切にしようと思っていることは、『これ自分の心が動く?』かどうか。デザインでも心が動くかどうかで、感性を大切にしようかと。過去の作品で『数字としてこう出ている』というのはあるのですが、そもそもカワイイか、ときめくかという感性で考えています」と、作品作りへのこだわりを。

 鷲尾プロデューサーは、そのコメントを受け、「『あっ!』と思った感覚を大事にしているのが引き継がれているのが嬉しいと思いますね。これがカワイイと思った時の感覚を大事にするというか」と、思いが受け継がれていることへ目を細める。さらに、『Go!プリンセスプリキュア』へ鷲尾プロデューサーは、「モチーフがタイトルになって世界観になっているのはシリーズ初めての試みなんです。キャラクターや世界観などここまでやり切って、今年ここまで見せているのは素晴らしいことだと思います」と、神木プロデューサーの手腕を絶賛。

プリキュア新旧アーティスト&プロデューサーがトーク!引き継がれている思いとは?
 

 それだけでなく、神木プロデューサーは、「キャラクターを成長させようと思って作っています。その主人公たちの成長で、変わっていったところこそ、私たちが込めている思いが入ってるなって思います」と、熱い思いを伝えると、鷲尾プロデューサーは「社会的な状況で言いにくいことを、キャラクターが代弁してくれることも大切」と話していた。

 ラストは全員で一斉登壇し、五條が鷲尾プロデューサーへ、「放送1週間前まで何も決まってなかったですよね」と苦労話を振ると、鷲尾プロデューサーも「試写も午後1時30分に大阪だったのに、その日の午前8時30分まで大泉で編集していたりとか」と、12年前の思い出を語ることもあるなど、最後まで話は尽きない様子を見せつつ、五條、うちやえ、礒部の3人で『Miracle Go!プリンセスプリキュア』のパフォーマンスで締めくくっていた。

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