主人公・菅沼翔一は海外のオーケストラで将来を嘱望されたヴァイオリニスト。だが、音楽の道が閉ざされることとなってしまった…。楽器を手放し帰国するも、オーケストラ追放と楽器を手放したことが親の逆鱗に触れ、見放されることに。そんな中、翔一はライブハウスに住み込みで働くことになった…。
2010年に発売された青春恋愛ロックンロールPCゲーム『DEARDROPS』。冒頭のあらすじで展開されていく同作品から、リアルバンドとして飛び出したのが「Prico with DEARDROPS」だ。
そんな彼らの楽曲『翼はいらない Short ver.』が現在、話題の音楽サービス「Frekul（フリクル）」にて、期間限定で無料配信されている。
2010年、ゲーム劇中内に登場するバンド「DEARDROPS」としてデビューした彼ら。翌年には、横浜ベイホールにてデビューライブを行い、ホールキャパシティ上限の1100人を動員、横浜BLITZでのライブでは上限の1700人を集めるなど、始動から注目を浴びる。1年の活動休止を経て翌年、ボーカルのPrico・ギターのlotta・バイオリンのyasuの3人を中心に、名前を「Prico with DEARDROPS」として活動を再開した。2014年には、クラウドファンディングにて1stアルバム「Grim Courage」をリリース。今年にはLIVE会場限定シングル「覚醒∞awake!」もリリースし、ワンマンライブも決まるなど定期的・精力的にライブを開催している。
ゲームをきっかけにデビューした「Prico with DEARDROPS」。実力派バンドとして着実に進化させている彼らは、ゲームファンだからではなく、純粋なリスナーとしてのファンを徐々に集めつつある。（津田 聖治）
【Prico with DEARDROPS】
人気PCゲーム劇中から飛び出した高速BPMメロディアスロックバンド。メンバーはPrico（Vo.）、lotta（Gt.）、yasu（Vin.）。2013年に活動を開始し、翌年には1stアルバム『Grim Courage』をリリース。リアルバンドとして進化させるべく、精力的にライブ活動を行っている。
