俳優・竹中直人（59）、女優・米倉涼子（39）、お笑いコンビ『雨上がり決死隊』の宮迫博之（45）が27日、東京・増上寺で映画『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』（監督：ジョス・ウェドン／配給：ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン）ヒット祈願イベントを開いた。
地球を脅かす唯一の存在＝人類を抹消することを選んだ究極の＜人工知能＞ウルトロンとアイアンマンこと戦う実業家トニー・スタークを始めとする最強チーム『アベンジャーズ』の闘いが描かれるアクション巨編。4月22日から主要46の国と地域で公開がスタートし、公開した全ての国・地域で初登場NO1を獲得する人気ぶりを見せている本作で、竹中はニック・フューリー役、米倉はブラッド・ウィドウ役、宮迫はホーク・アイ役でシリーズで引き続きの声優を務める。
まずは、ヒット祈願を安国殿で開くことに。同所の黒本尊は徳川家康が深く崇拝したことで知られ、度重なる災難を除け、戦の勝利を得たという霊験あらたかな阿弥陀如来像として知られている。「自分自身の思いを成就させるためにお守りください」という意味を込め、3人も「南無阿弥陀仏」を手を合わせて唱和しヒットを祈り、願がかかったお札、台本、3本の矢を受け取った。
作品がアベンジャーズに残った最後の対抗する武器が“愛”ということと、ホーク・アイが弓矢の使い手ということ、1本では1人の力で折ることができる矢も3本となったら折ることができない強い“絆”が生まれるということから、弓射式を開催。
3人とも見事、的に矢を当て幸先の良さを見せたが、宮迫は、「ホーク・アイだから絶対に外すわけにはいかなくて、真ん中に当ててくれと言われましたけれど、司会の人がプレッシャーをかけてきてちょっとイラッとした」と、いきなり毒を吐き笑いを誘いつつ、「アベンジャーズは個が強いですから、強い矢が3本になるとさらに強くなるということで、決して折れない強い絆で3本刺さったので大ヒット間違いなしですよ」というと、米倉の笑いのツボに入ったのか吹き出す姿も。
作品について、竹中に語ってもらうと、「観終わった後にヘロヘロになるくらいすごい。うぉ！おっ！！おーーーっ！！！って」と臨場感たっぷりに話したが、宮迫が「そんなシーンなかったですよ」と、ツッコんで報道陣を爆笑させる。しかし、竹中の勢いはそこだけにとどまらず、「3年12ヶ月前から役作りをしていました（笑）。サミュエル・L・ジャクソンの役は、もう僕しかいないです！！」と、ちゃっかりアピールもしていた。
ほかにも、本作の日本公開に先駆けワールドプレミアのために、渡米した米倉へ話を振ると、「道じゅうが人だらけですごかった！会場が5分に1度沸くんです。とにかく期待通りのことをやってくれるという感じ。スケールが大きすぎて私は迷ったりしました（苦笑）」と、興奮気味で、「アベンジャーズの仲間たちの絆で守っていくストーリーで、感動もさせられるし、気合も入るし、応援もしたくなる。すごくおもしろかった」と、作品の魅力を伝えていた。
また、米倉といえば、今年3月に夫と別居・離婚危機と報じられ話題となっているが、この日は左手薬指に指輪がなく、去り際に「米倉さんの愛の矢は折れていないですか？」「話し合われていますか？」との声がかけられた。しかし、バックのBGMが大きくなってしまい報道陣の声がとどかなかったのか、とくに報道陣の方を向くこともなく、その場を後にした。
映画『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』は7月4日より全国ロードショー！
