俳優・田辺誠一（46）が21日、都内で「モネ展」の記者発表会に出席した。”画伯”としての評判（!?）からオフィシャルサポータを務めることになった田辺は「こんな大役やらせていただいてビックリ。普段、絵を描いているのでみなさんとの橋渡しとして何かできるんじゃないかと思う。今回の展示はすごい作品群のラインアップ。人に例えるならアインシュタインが来日するみたいにあり得ないこと。そんな名作が身近に観られて、すごく価値があるし、素晴らしい時間になると思う」としみじみとPRした。
パリ、マルモッタン・モネ美術館が所蔵する印象派の巨匠クロード・モネの名作「印象、日の出」から「睡蓮」まで、印象派を生んだ画家の軌跡を一堂に結集させるもので、なかでも印象派の走りとなった「印象、日の出」は21年ぶりの東京となる。
この日は、オフィシャルサポーターとして、自身が描いたオリジナルイラスト「かっこいいモネさん」もお披露目。「液晶タブレットにペンで5分くらいで勢いで描いた。目がポイントで、モネさんのプロフィール写真を見て、愛嬌のあるイタズラっ子みたいな目にした」とその実力を遺憾なく発揮（!?）
目下、”画伯”としても大ブレーク中だが、「ありがたいこと。半年前までは予想だにしなかった」としみじみ。独特の作風についても「昔からこういうタッチ。昔、学校の先生が僕を『この子は美大にいかせなさい』と言っていたというのを、最近になってオヤジから聞いた。オヤジは就職が大変だろうなと持ってふせていたんでしょうね」と苦笑い。単なる副業には終わらなそうな勢いだが、「俳優をやっているのがあって絵を見ていただけていることもあるので、やっぱり俳優をがんばらないと」と謙虚だった。
また、20日に今年のAKB48選抜総選挙速報が発表され、ドラマで共演中の”まゆゆ”こと渡辺麻友（21）が3位にランクインしたが、「もの凄くパワーがあって強い意志を持った方だから…。（最終順位も）行くところまで行くんじゃないかな。1〜3位までにはなるかな」とエールを贈っていた。
「モネ展」は9月19日から東京・上野の東京都美術館でスタート。
