歌手・大原櫻子(19)と八木亜希子アナウンサー(49)が2日、東京・日比谷公園で開催された『ラジオパーク in 日比谷 2015 ~みどりと、エコと、音楽と~』スタート会見を開いた。
2006年からスタートした『ラジオパーク』も今年で8回目の開催。昨年は2日間で10万2000人の来場があり、リスナーと観客の距離が近いことでも人気のイベントだ。八木は『八木亜希子 Cafe どようび』(土曜・午前8時30分~)、大原は『大原櫻子 Happy Tuning!』(土曜・午後10時~)でそれぞれパーソナリティを務めている。
午前10時すぎ八木の生放送中の番組に大原が登場。トークでは大原がファンから“さくちゃん”と呼ばれていることに、「櫻子というのが長いのでさくちゃんってなって」と、その理由を明かしたり、ラジオ番組を再びスタートさせ「素の自分が出しやすい。テレビやライブでは伝わらない自分が伝えられると思います。遠い距離のお客さんと話せているような気がしています」と、ラジオならではの話題で盛り上がった。さらに、大原は『瞳』、『Happy Days』の生演奏を披露。新緑の日比谷公園内に伸びやかな声を響かせ観客から拍手を受けていた。
終了後には囲み会見が開かれ、大原は「生の声を届けられたかなと。とても気持ちのいいラジオパークになったと思う」というと、八木アナは、「初めての公開生放送で、こんなに聴いてくれる人と真正面に向き合うのって感動するもんなんだって感じました。自分の意思で来てくれていると感じると、心から涙しそうになりました」と、心が動いたそう。
ちなみに八木アナは午前8時30分からの生放送だったが、実はリスナーがそんな休日の早朝から本当に集まるのかは不安があったそうで、「天気が悪かったら言い訳立つなと思っていたんです。結構年配の方も来てくださって、泣きそうになりました」と、心情を吐露。生放送ということにも、「久しぶりに緊張しました。総理とか大臣にインタビューするより緊張してました。出会い系サイトで初めて合う人もこんな感じなのかな」と、おどけ大原と報道陣から笑いが起こっていた。
大原はラジオ番組について、「テレビとかライブとかよりもしゃべりというか言葉で表現するし、隠したくても出ちゃう素の部分を知ってくださっているので、楽しみに来てくださるというより、『見守っているよ』感をすごく感じているので、緊張している自分がリスナーさんの前に立っていると、もうバレてるじゃんって逆に緊張感が取れたりしますね」と、本音が出やすいと振り返っていた。
ほかにも報道陣から来年二十歳を迎える大原へ、20歳になる前にこれだけはやっておきたいことはないかと尋ねると、「今年に入ってずっと言ってて実現してないのが、お料理をできるようになりたいと言っているんです。二十歳になるまでに、1人で家族に振る舞えるくらいの料理をできるようになりたい。鶏が好きなので、鶏料理に挑戦したい」と、宣言。すると八木アナが、「彼氏とかできたり結婚すると自然に上手になるよ。とにかく今は人生を楽しんで」と、人生の先輩としてアドバイスし、2人で“そうだよね~”という感じでうなずきあっていた。