女優・桜庭ななみ（22）が10日、渋谷警察署の一日署長を務め東京・渋谷の街をパレードし交通安全を呼びかけた。
今月11日から10日間展開される春の全国交通安全運動の一環として開催。
午前10時渋谷区役所前の広場に制服姿に一日警察署長のタスキをかけて登場した桜庭。神南小学校の生徒らの演奏に合わせ、約100人が参加したパレードは公園通り、神南1丁目、渋谷のスクランブル交差点、ハチ公前広場を約15分でめぐり、桜庭も道行く人へにこやかに手を振り、交通安全の啓蒙に務めた。
桜庭は、ハチ公前の特設広場で神南小学校の生徒らが3曲演奏するのを拍手を交えて優しい目で見守ったり、「やさしさが、走るこの街、この道路をモットーに渋谷の街から交通事故をなくしましょう！」と、交通安全宣言をした。
さらに、交通安全を呼びかけるティッシュを配りに参加した後、報道陣の声がけに対応。制服には「気が引き締まります」という桜庭。初となる一日警察署長を務め上げ、「1つでも事故がなくなったらという思いと、私自身も気をつけようと思いました」と、気持ちも新た。
桜庭にとって渋谷は鹿児島から上京した際には、「こんなにたくさんの人がいるんだ。お祭をやってる！」と、思い込んでしまったほど、インパクトがあった街だが、いまではよく散歩に来るところだそう。そんな場所でのパレードを終え、「めったにないことなので、すごく楽しかった。神南小学校の生徒たちの演奏で楽しく歩くことができたし、交通安全を少しでもみなさんが気にかけてくれる気持ちになってくれたら嬉しいな」と、思いを語った。
ほかにも、交通の話題で、自動車免許はまだ持っていないそうだが、「予定はいまのところないですが、いつか取りたいと思っています」と抱負を述べたり、同日が母の日で、何かプレゼントをしたかと問うと、「この交通安全のことで頭がいっぱいだったんで、後で電話します」と、話していた。
