6人組アイドルグループ『でんぱ組.inc』と新潟を拠点に活動している3人組アイドルグループ『Negicco』が3日、神奈川・横浜 山下公園の石のステージで『ヨコハマ カワイイパーク』オープニング式典に登場した。
本イベントはアイドル、マンガ、アニメ、ファッションなどのポップカルチャーをテーマにした『横浜開港記念みなと祭 ヨコハマ カワイイパーク J-Pop Culture Festival 2015』内でのもので、昨年は20万人が集まった。『でんぱ組』は日中韓の文化交流事業『東アジア文化都市2014横浜』の広報親善大使を務め、Negiccoはそのバトンを引き継ぐ形で『東アジア文化都市2015新潟市』の文化親善大使を務めることになりゲストとなった。
まずは式典の前にアイドルやコスプレイヤーら約300人と『第63回 ザよこはまパレード』と連携した『カワイイパレード』に『でんぱ組』、『Negicco』、ほかにも多数のアイドルらが参加して練り歩き、沿道のファンからの声に楽しげに手を振っていた。
そして、ステージに『でんぱ組』が登場し開会を宣言すると、楽曲『ダンス ダンス ダンス』『NEO JAPONISM』を連続パフォーマンス!続けて「こんにちネギネギ~」とあいさつしながら登場した『Negicco』も『トリプル! WONDERLAND』『さよならMusic』と披露し、ファンも掛け声で声援を送っていた。
その後のトークでは、“みりんちゃん”古川未鈴は初めてパレードに参加した感想を「みなさんに手を振ったりして、楽しかった。いい思い出になった!」と、かなり楽しんだよう。昨年の親善大使で、中国などでのパフォーマンスをしたことへの感想を求められると、“もが”最上もがは、「パフォーマンスを初めて見る人も多くて、最初は『何だ、この集団』と思われていたのが、最後は『すごく良かった』と言ってもらえた」と、手応えを感じたそう。
『Negicco』からは、隣にいる『でんぱ組』が親善大使の先輩にあたることから「『Negicco』は『でんぱ』さんを先輩と思って今年頑張りたい」と、話すと、逆に『でんぱ組』メンバーは「えー!!」「うそうそうそ!!」と、恐縮!それでも、親善大使としてやりのこしたことはないかと『Negicco』側から尋ねると、古川が「中国や韓国の皆さんと交流する機会はたくさんあったんですけど、私たちは人見知りなので、もっと積極的に声を掛ければよかった。交流する機会があったら会話をしてみたらいいのでは」と、アドバイス。それでも「『Negicco』も人見知りなので頑張りたいと思います」と、こちらも努力していくことを誓うことに。
ほかにも、楽しかったことはないかという話題になると、“ねむきゅん”夢眠ねむは、「やっぱりご飯です!その土地を知るにはごはんが一番。そこからエネルギーをもらって、活動していって、ネギも広めつつ、日本の良さを伝えるといいのでは」と、実感を話したり、“りさちー”相沢梨紗が「通訳さんに教えてもらって、中国なら中国語、韓国なら韓国語であいさつしたんです。ちょっと下手だったみたいで、みんな苦笑いだったけど、頑張ってる姿を見せれば好きになってもらえるかも」と、“先輩”として伝授していた。
また、アイドルグループ『AKB48』の姉妹グループとして新潟を拠点に活動する『NGT48』が誕生するが、この話題に『Negicco』のNao☆は「新潟はご飯がおいしいので、『NGT48』さんもご飯を食べてもらって、元気になって、一緒に新潟を盛り上げていきたい。ご飯を食べて和気あいあいといきたい」と、ウエルカムな感じを見せていた。
囲み会見に臨んだ『でんぱ組』『Negicco』ともに和気あいあいムード。報道陣から『NGT48』の話題をあらためて振られた、Nao☆は「みんなNegiccoが大丈夫かと心配してくれるんですけど、『NGT48』さんができることによって、新潟に来てくださる人が増えると思うので、一緒に盛り上げていければ」と、新潟の発展を願っていた。
さらに、ゴールデンウイーク中でも多忙という『でんぱ組』に、もし休みがあったらどうしたいかと尋ねると、「ゲームがしたい!」「アニメが見たい!」と、かわらずのキャラクターでアピールしていた。