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伊藤英明 三池崇史監督作品再びの主演に「正直嫌ですが(笑)」

伊藤英明 三池崇史監督作品再びの主演に「正直嫌ですが(笑)」
伊藤英明が三池崇史監督作品を再び主演!

 俳優・伊藤英明(39)が実写映画『テラフォーマーズ』(配給:ワーナー・ブラザース映画)の主役・小町小吉役を務めることが1日、発表された。

 本作は『週刊ヤングジャンプ』で連載中の人気SF漫画。絶望的人口爆発を迎えた約500年後の地球という設定で、人類の未来をかけた「火星移住計画」が始まる。その火星にひと足早く調査として送り込まれた人類の勇者たちが史上最強最悪のヒト型に進化した“ゴキブリ”との死闘を繰り広げるというもの。

 今年2月に三池崇史監督(54)で実写映画化が発表。脚本は『劇団☆新感線』の座付き脚本家でも知られる中島かずき氏。戦いの舞台となる火星は、昨今ハリウッド映画のロケ地として注目を集めるアイスランド。同所はリドリー・スコット監督の『プロメテウス』、トム・クルーズ主演の『オブリビオン』、クリストファー・ノーラン監督の『インターステラー』など、ハリウッドの巨匠たちが選び大作を放ってきた場所で、日本映画史上初めて足を踏み入れることになる。

 伊藤は以前、三池監督の『スキヤキ・ウェスタン ジャンゴ』や『悪の教典』を主演するなど、三池組常連としても知られているが、今回の話が来た時のことを、「『火星に行く』という設定があまりにも壮大すぎて一度は断ろうと思ったのですが、監督が三池さんだったことと、原作がとても面白かったこともありこれはぜひやりたいと思いお受けしました」という。

 現在、クランクインのために準備をしているそうだが、「三池組は朝から夜まで寝ずに撮影し、妥協しないので、それがまた始まると思うと…正直嫌ですが(笑)、本当に楽しみです。とにかく撮影中は健康維持!食べ物に気をつけてちゃんと休める時は休んで、ジムに行って体力作りして何とか若返ってみせます(笑)。とにかく今は、「お祭り」が始まるような気持ちでいっぱいです!」と、気合も十分な様子を見せている。

 一方の三池監督は、「逆境にこそ伊藤英明は光る。だから、史上『最凶の火星』に送り込もうと思っている。故に、この作品は世界で最高に輝く映画になる」と、自信。さらに、原作者で原案を担当している貴家悠氏は、「映画化…?できるのか…!?というのが、お話を頂いたときの最初の印象でした。昨今の日本映画界の筋肉不足に僕は一抹の不安を覚えずにはいられなかったのです…。しかしそれは杞憂に終わりました。筋肉は、ありました。熱き魂は、ありました。三池崇史監督、主演の伊藤英明さん、そして製作陣と、昆(むれ)が集まってゆくにつれ、僕の不安はそのまま期待へと変わっていったのです。間違いなく今世紀日本最高峰の筋肉映画となるでしょう…!!映画化………やれます!!」とエールを送り、作画を担当する橘賢一氏は「これほど人類を救うのが似合う男が他にいるでしょうか。屈強な肉体。優しくて力強いその眼差しはまさに小町小吉!スクリーンの中で暴れまわる日本原産オオスズメバチを今から楽しみにしています!!」と、伊藤への期待を寄せている。

 映画『テラフォーマーズ』は2016年公開予定!

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