
女優・黒島結菜(18)が21日、都内で行われた映画『あしたになれば。』(監督:三原光尋/配給:ユナイテッドエンタテインメント)に、俳優・小関裕太(19)、葉山獎之(19)、小川光樹(16)、山形匠(18)、女優・富山えり子(年連非公表),シンガーソングライターの奥華子(37)、三原監督らとともに登壇した。
同作には、美少女スターの登竜門的CMの『カルピス カルピスウォーター』に抜擢されて話題の黒島、舞台『ミュージカル・テニスの王子様2ndシーズン』(2011年1月)に出演した若手イケメン俳優の小関や、2015年春から放送予定のNHK朝の連続テレビ小説『まれ』にヒロインの弟・一徹役で出演が決定した葉山と、次世代の注目の若手が出演している。
また、小関、黒島、富山の3人は昨年10月期の連続ドラマ『ごめんね青春!』(TBS系)で共演しているのを始め、昨年夏に大阪府の南河内地域で合宿状態で撮影したそうで、6人のキャストたちは、映画さながらのチームワークのよさだったという。
小関は、「撮影時間の方が待ち時間や宿にいる時間よりも長かったので、みんな常に一緒にいて楽しめました」と語ると、黒島も、「みんなで焼き肉を食べに行ったのが楽しかった。ご飯食べて、散歩して」と、明かした。また、小川は、「1人ずつ部屋があったのに、みんな僕の部屋に集っていた。そのまま寝て帰ったり」と、振り返った。
さらに、富山は、「私は黒島ちゃんと同じ部屋に泊まったんですけど、撮影が夏だったので初日の夜に蚊がすごくて、一晩で20カ所くらい刺された。それで朝起きて黒島ちゃんに『蚊すごかったよね』と言ったら、黒島ちゃん全然刺されていなかったんです」と、苦笑い。「私は蚊に刺されないんです」と、返す黒島に富山は、「私が体を張って蚊取り線香になって、ヒロインのお肌を守りました」と胸を張ると、会場からは笑いと拍手が沸き起こっていた。

山形は、小関の王子様エピソードを暴露。「撮影の途中で急にピアノを弾き出して、『うわぁ王子様、格好いい!』ってほれちゃいました」と、エピソードを披露。これには、小関も思わず照れ笑いだった。
この映画は”青春”がキーワードになっており、物語にちなんで学生時代の思い出を聞かれた小関は、「こういう(本作のような)青春をあまりしなかった。勉強しに行っていた感覚だったので、もっとみんなでワイワイすれば良かったなっていう後悔はある」と、しんみりと語る。
黒島は、「授業中に、いかに先生にバレないようにミサンガを作るか頑張っていた」と、いたずらっぽく笑いながら明かすと、会場からも同意のうなづきや拍手が起き、満足そうな笑みを浮かべた。
葉山は、合唱コンクールを挙げ、「僕はそういう行事に参加するのが下手なので、女子とケンカしていました。歌いたくないから『もう帰りたい』とか言ってました」と告白。すると、この発言が舞台上と会場から反感を買う。黒島は、「女子からしたらすごく嫌なんですよ。みんな頑張っているのに」と、ピシャリ。

さらに男子の小関からも、「一番嫌いな人」と非難される。葉山は「なんか恥ずかしかったんだよね。メッチャ責められるよね……」とタジタジ。仲の良さをうかがわせるやりとりで、会場を笑いに包んだ。
最後に主演の小関は、「最近あるような“壁ドン”とか(笑)、近代的な青春映画っていうよりも、どこか懐かしい、温かくなるような青春映画。特に男性にはドキドキしてほしい」と笑いを交えて作品をアピールした。
大阪市から近鉄電車でわずか20分程の南河内地域。ブドウ畑に囲まれた自然豊かな郊外を舞台に、グルメコンテストに出場することになった高校生たちが、料理を通じて思春期特有の恋や友情に悩む6人の高校生のひと夏の経験を描いた青春ストーリー。
映画「あしたになれば。」は角川シネマ新宿ほかにて全国順次公開中!



















