アイドルグループ『関ジャニ∞』の大倉忠義(29)とシンガーソングライターの高橋優(31)が4日、東京・ニッポン放送でスタートした『オールナイトニッポンサタデースペシャル 大倉くんと高橋くん』(毎週土曜、午後11時30分~)の初回放送直前の記者会見で、意気込みを語った。
先週で終了した『福山雅治のオールナイトニッポンサタデースペシャル・魂のラジオ』の後を受け、今日から生放送でスタート。
ーーお2人の意気込みから。
大倉 ニッポン放送では2年間レギュラー番組をさせていただいて、やっぱりやるからには『オールナイトニッポン』をさせていただくというのが、目標であり夢でした。今日から始まるということで、僕らにしかできにないラジオをお届けできれば。男同士なので女性の方はもちろんですけど、男性の方にも聞いていただけるようなラジオになればと思っております
高橋 『オールナイトニッポンR』という単発の番組を14回やらせていただいた。ニッポン放送のスタッフの方々からは「単発なのに14回すごいね」と、ずっといわれていた。土曜日の『オールナイトニッポンサタデースペシャル』レギュラーとしてやらしてもらえるのがすごくうれしいです。大先輩の福山雅治さんがずっとやってらっしゃった枠でやらせてもらえるということも、そういう巡りあわせは光栄だなと思っています。大倉くんがおっしゃったように、2人にしかやれないものをやっていきたい。2人で話している中でも、「何年も長くやっていけたらいいね」と、話していたので、実際そういうふうにやっていけるように、精一杯頑張りたいなぁと思います。
ーー2人の接点について
大倉 一番はじめはプライベートで優君のライブに活かせて頂いて、初めてお会いした。こちら側から曲を作っていただけないですかとお願いして、楽曲提供してくださって。あれよあれよとラジオ番組ご一緒することとなりました。
高橋 楽曲提供(2014年11月発売のアルバム『関ジャニズム』に収録されている『象』)させてもらってから、関ジャニ∞のライブを観に行ったり、プライベートでご飯行ったり始まりました。
大倉 1週間前に決起集会しました。ほとんどラジオのことは話さなかったけど、仲が深まればよかったかなぁというところでは、すごく良かったかなぁと思います。
ーーどんなことやりたいか
大倉 きっと話していくうちに色んなモノが生まれたりすると思う。生放送なのでリスナーとのコミュニケーションがある。その中で生まれるものが企画になっていけば楽しい番組なる。
高橋 土曜日の夜にラジオ聞いて下さっている方は、仕事中の人よりは、ひとりで聞いてくれている人の方が多いんじゃないかと、作家さんから聞いている。ぼくもそういう人だったので、分かり合える部分もあるのかなぁと。女性の方とのお話も楽しみ、同世代、年下の学生の男子と男子トークしたり。生なので、ネットにあがったり、さかんになっている時代なので、生でしかできないことをたくさん出来たらいいなぁと思います。
ーー前任者の福山雅治さんは、足掛け23年。先週の最後の放送の時は、リスナー3000人がニッポン放送の前に来られました。(福山雅治と同じ事務所の)高橋さん、福山さんからアドバイスはありました?
高橋 さっき福山さんから電話きました。「今日から福山さんがずっとやってらっしゃった時間の枠で僕と大倉くんがお話させていただきます。至らない点ばかりだと思いますが、精一杯頑張ります」というようなメールを出しました。そしたら、電話かかってきまして、でもラジオの話はしないんです。「この前のギターのことなんだけれども・・・」と、10分ほどの話のウチ、8分、9分は、ずっとギターの話。そして、最後に、「それじゃラジオ聞いているから」って。そういう電話でした。(笑い)
大倉 (今まで)緊張してなかったんですけど、それ聞くと緊張しますよね。3000人のファンの方がこの局の前に並んでいたというのを聞いて。全国にはもっと楽しみにしているリスナーの方がいたという超人気番組の後なんだなと。それを考えると、気楽にやっている場合じゃないなと。頑張ります。(笑い)
高橋 大倉くんは気楽にやったほうがいいよ。
大倉 そうですね。直属の後輩じゃないので、気楽なとこありますけど(笑い)
高橋 緊張とかプレッシャーは僕が請け負うんで。
大倉 お願いします。重い物は全部お願いします。
高橋 マイペースな大倉くんのほうが絶対いいと思います。
ーーなんとなく役割分担もできたところで。福山さんのラジオといえば、下ネタでも話題になっていましたが、お2人は。
大倉 こないだの決起集会は100%、下ネタでした。それをお届けできる範囲の話はいっさいなかった。オブラートに包んでもムリ。スタッフさんと優くんの下ネタ事情はいろいろ知れたので・・・。いきなり初回から飛ばしていけないんで。(笑い)
高橋 それはやめましょ。いろんな危険性がありますから。
大倉 下ネタ話すためにラジオやるわけではないですから。
高橋 それは、本末転倒ですから。しかるべき流れの中で。これはちょっとそういう話かなと思った時に、われわれは覚悟決めて。
大倉 もちろんです。相談があったら全力でお答えします。
高橋 こちらは、しゃべりたくて仕方ないというわけではないですから。下ネタに関しては。しかるべきタイミングの時に2人は話すんじゃないかなと思います。