モデル・加賀美セイラ(27)と俳優・DEAN FUJIOKA(ディーン・フジオカ、33)が27日、都内で4月18日よりスタートする海外ドラマ『荒野のピンカートン探偵社』(WOWOW、土曜・午前9時~)特別試写会を前に囲み会見を開いた。
日本は幕末の1860年代開拓時代、米カンザス州が舞台。史上初の探偵社となる『ピンカートン探偵社』を創設した主人公アラン(アンガス・マクファーデン)と息子ウィリアム(ジェイコブ・ブレア)のピンカートン親子と女性探偵ケイト(マーサ・マックアイサック)の、性格も捜査手法もそれぞれ異なる3人が力を合わせて難事件に立ち向かう姿が描かれる。DEANは本作で準レギュラーの見習い探偵で日本からやってきた侍のケンジ・ハラダ役を、加賀美は超能力者・ミヨ役で中盤の数話にゲスト出演した。
加賀美は、初の海外ドラマ出演とあって、「アメリカの作品に出演するのが夢で、かないました。でも、緊張して初日は心臓が飛び出しそうになりました」と大変だったのだとか。それでも、現地スタッフのフレンドリーさなどに救われ、次第に演技もうまくいくようになったようで「ダイレクトに反応が来るので『GREAT!』と言われたら本当に嬉しくて、こんなに緊張しなくてよかったんだなという気はします」と、胸をなでおろしたそうだ。
ミヨという役どころへ加賀美は、「顔の表情と動きのボディーランゲージで勝負するという感じでした。めちゃくちゃ怒っているという設定でしたので、何かに取り憑かれているみたいな動きで」と、実際に大ぶりな動きを披露していた。
ロケ地となったカナダ・ウィニペグは冬はマイナス25度が当たり前だそうだが、DEANは、「自分が行った時にマイナス35度という日もあって、現場へ行くためにホテルでタクシーを呼んでも30分くらい来ない。外を歩いてるとまつげも凍って開かなくなっていくし、ここでどう人が生きていくんだろうと。でも、マイナス45度が最低気温になると言われて、それは火星と同じ寒さになるそうで、修行が足りないと感じました(苦笑)」と、しみじみ。
すると加賀美も「彼らが日本から来るというので10キロのコートとブーツを貸してくれて、全然ファショナブルじゃなかったけど、寒さ対策としては気候にいいものを貸してくれて」と、うなずいていた。
今後についてどんな女優になりたいかという質問が飛ぶと、「クリント・イーストウッドの映画に出たい。(イーストウッドの公開中の映画)『アメリカン・スナイパー』になります」と、目標を掲げていた。
海外ドラマ『荒野のピンカートン探偵社』は4月18日より放送開始!