UKロックを感じさせるバンドサウンドとテクニックを魅せる「THE SPOONIE」。とりわけ、ボーカルギター・大内啓介の繊細で美しいルックスと歌声には、思わず目と耳を奪われる。抜群のルックスと“天使の歌声”と称される歌声で世界を魅了した伝説のミュージシャン、ジェフ・バックリィを彷彿とさせる。
そんな彼の歌声が堪能できる楽曲『NEW WORLD』が現在、話題の音楽サービス「Frekul（フリクル）」にて期間限定で無料配信されている。
UKサウンドを軸に、少し不安になるようなコード感でイントロを鳴らす。そこから壮大に音を広げていくメロディーは、生きる苦悩や見出す希望をつづった歌詞と重なり合い、聴き手の心に力強く刻みこんでくるようだ。また、“果敢で揺るぎない少年性”を感じる大内の美しい歌声には、思わず心酔してしまう。
大内啓介と大山雅司(Gt)で2010年に結成、後にそのだゆうすけ（Dr）が加入。翌年に初ライブ（にも関わらずワンマン！）で200人以上のオーディエンスが来場、バンドの起動段階から多くの関心を集めた。2013年には音楽プロデューサー・亀田誠治氏の推薦により「Tokyo Designers Week 2013」に出演、さらにTower Records主催「Knockin’ on Tower’s door vol.3」のファイナリストに選ばれた。また、日をまたいでマラソン、ゴールの港区芝公園に到着後に路上ライブを敢行するイベント「24時間マラソン＆ゴール直後路上ライヴ」を開催するなど、企画も若さが溢れていて良い。
昨年には、バンド自身初のなる全国盤「SKIN」をリリース。2015年1月には、サポートベースであった松本将太が正式加入した「THE SPOONIE」。バンドという塊としてより強固になった彼らの音楽の人気は、さらに加速していく。（津田 聖治）
【THE SPOONIE】
2010年に結成した、平成元年生まれの3ピースロックバンド。メンバーは大内啓介（Vo&Gt）／大山雅司(Gt)／そのだゆうすけ（Dr）／松本将太(Ba.&Cho.)。2013年に行われたTower Records主催「Knockin’ on Tower’s door vol.3」のファイナリストに選出され、昨年には自身初の全国盤「SKIN」をリリースした。
