舞台『ハマトラ THE STAGE ―DOUBLE MISSION―』（脚本・演出：加藤真紀子）ゲネプロが初日を直前にした14日、東京・永田町の星陵会館で開かれナイス役・高橋健介（20）、ムラサキ役・黒藤結軌（28）、バースデイ役・大島崚（23）、レシオ役・髙崎俊吾（22）、ガスケ役・金井祐介（30）、モラル役・五十嵐啓輔（27）、アート役・栩原楽人（25）らがその仕上がり具合を報道陣らに公開した。
オリジナル原作で、アニメ、コミックなどさまざまにメディア展開されている作品として知られている本作が舞台でも再び戻ってきた！『ハマトラ』と呼ばれているナイスとムラサキはミニマムという特殊能力を使って“ハマのトラブルシューター”として喫茶店「カフェノーウェア」を拠点に活動しているハマの探偵コンビで、そんな2人を取り巻く日常や事件などが描かれる。舞台は“ハマステ”との愛称で親しまれており、昨年8月に『ハマトラ THE STAGE ―CROSSING TIME―』を上演して好評を博した。
殺陣シーンが多く、心情表現なども細やかで、前回よりもキャラクターをさらに楽しめるもの。もちろん前回の舞台を観ていない人にも楽しめる内容だが、前回の舞台でもあったある寸劇が再び上演されたり、あるシーンでの振付も意図的に同じにしていたりと、“予習”をしているとさらに楽しめる仕様だ。前作では事前に寄せられた質問に劇中で答えるコーナーがあったが、今回は受け付けた質問をアフタートークで答えるという形があったり、“はじめちゃんのおやつ”のコーナーもあるなどファンに近くサービスも満点となっている。
終演後には6人による囲み会見が開かれ、金井は、「これからさらにブラッシュアップして良い物を見せられるように」と、気を引き締め、五十嵐は、「感情1つ1つをキャッチして動いていきたい」と、演じる上での心情を語り、高崎は、「前回見せることのできなかった部分までお芝居が深くなっています！」と、アピール。
高橋は「意外にアートとナイスというシーンの方が多いし、コンビ間も本当に前回よりも一緒にいるなと思います」と、具体的な事例を交えてコメントすると黒藤も、「現場の裏テーマに、コンビ間とか普段見れない顔とかを見せるというのを感じます」と、話していた。
稽古などへは、黒藤が「年長組は楽屋とかでもイジってもらったりネタにされたりという雰囲気だったので、そこ違うよということとか直しやすくて、賑やかな感じで初日を楽しみにしていました」と、和気あいあいだったのだとか。
そんな本作へは、前作と比べてみて、ファンなどの反応どんな感じかと尋ねると、大島は「第2弾で期待の声も寄せられていて、期待を裏切らずにハマトラという世界観を演じて、便利屋という存在感を見せたい」というと、高崎は「崚くんの言う通り、SNSを通じてすごい期待してくださっているんだなというのを感じていますし、おそらくみなさんが期待しているような甘いシーンも入っているので楽しみにしてもらえれば」と、予告も。
それでも、プレッシャーはあるようで、栩原は、「第2弾なんでどうしても前作と比べられるので、絶対に前回を越えていくのは大事だと思います。公演をやりながらもスキルアップしていきたい」と、前を向いていた。
アニメの方では劇場版『ハマトラ』やSDアニメシリーズの制作が決定するなど盛り上がっているが、舞台の方も気持ちは同じなようで、五十嵐は「『ハマトラ』はこれからも続いていくコンテンツなので、第3、4弾といければ」と、期待を寄せた。
高橋からは、「全部注目してもらいたい。ノーウェアの店長や、コネコ、はじめちゃんは一体どこに行ったのかということも観て頂ければ分かると思っています！」と、PRしていた舞台『ハマトラ THE STAGE ―DOUBLE MISSION―』は14日から22日まで星陵会館にて全10公演で上演！
※記事内写真はすべて（C）カフェノーウェア/ハマトラ製作委員会 （C）HAMATORA STAGE PROJECT II
