
歌手・土屋アンナ(30)が14日、福島・相馬市の角田公園内に建てられた『相馬 こどものみんなの家』の竣工式に出席した。
『相馬 こどものみんなの家』は、子どもたちが安心して遊ぶことができ、子どもたちを連れてくる家族同士がコミュニティの場として継続的に利用できたりする屋内型の遊び場を目指し設立。外からも中が見え空間の差を感じさせないようにしたり、子供が思い切り走り回れる空間にするなどデザインにも工夫をこらしている。株式会社Tポイント・ジャパン、ヤフー株式会社、株式会社TSUTAYA、株式会社大屋、「MADO ショップ」を展開するYKKAP株式会社および建築家の伊東豊雄、クライン ダイサム アーキテクツ、ならびに福島県相馬市が共同で取り組むプロジェクトとなった。
土屋は2011年のTポイントが取り組んでいる東北の子どもたちとコミュニティの場を支援するプロジェクト応援サポーターを務めており呼び込まれた。

竣工式では、Tポイント・ジャパン取締役副社長・北村和彦氏から立谷秀清相馬市長へ、『相馬 こどものみんなの家』の鍵を贈呈。さらに、同日がバレンタインということで、会場に参加者はホットチョコレートで乾杯し、無事竣工されたことを祝った。
その後の第2部のお披露目会では、子どもたち46人が同所を訪れ、「かくれんぼしたい!」「おっきい!木のぼりしたい!」という元気のいい声に、土屋も「みんないっぱい遊びましょうね~」と、笑みがこぼれ、ほほ笑ましい光景が。
さらに、土屋が子どもたちのために色鉛筆で描いた壁があり、その除幕式も開催。土屋はその絵のコンセプトについて、「木の温かさが感じられたので木を描こうと思いました。木はいろんな色があるので、いろんな色で描こうと思いました」と、思いを。その壁を見た子どもたちは、「可愛い!!」「素敵!!」「すご~い、きれい」と、率直な感想を寄せていた。

ほかにも、子どもたちに事前に土屋とどんな遊びをしたいかとアンケートをしたところ、歌とダンスが上がっていたことから、当日はみんなで『にじ』と『ようかい体操第一』を歌って踊り、笑い声や歓声が場内にあふれる。「一緒に歌えて楽しかった!」と目を輝かせる子どもたちからダンスを教えてもらった土屋も「面白い!!息が切れるけど、自由に踊れて楽しいね」と、一緒に楽しんでいた。
終了後の囲み会見では、Tポイントを使っている方のポイント寄付もあってできた施設ということへ、「みんなの支援が集まってできる家はとても素敵。こういった支援活動がまだあって、継続的に行われていくことは本当に必要。いろんなところで発信されるべき」と、訴える。
今後の支援については、「自分たちはエンターテイナー。誰かが笑ってくれたり、元気になることをやらせてもらいたい」と、意気込んでいた。







