女優・小芝風花(17)が12日、都内で開かれた『第57回ブルーリボン賞授賞式』に新人賞を受賞し登壇。司会は昨年の主演女優賞の貫地谷しほり(29)、主演男優賞の高良健吾(27)が務めた。
在京スポーツ紙7紙で構成されている東京映画記者会が主催する映画賞となる。小芝は主演映画『魔女の宅急便』(監督:清水崇/配給:東映)キキ役の演技が評価され受賞となる。
赤いドレス姿で登場した小芝。表彰を受け緊張のあまり何を言おうか忘れてしまったそうだが、「この賞を頂けると思っていなかったので、本当に嬉しいです!」と、ニッコリ。受賞を知った時のことを「母に報告したら『宝くじが当たったみたいだね!』と喜んでくれました。受賞できたのも、清水崇監督が私のことを見つけ出してくれたおかげですし、スタッフのみなさん、共演者のみなさんすべてのおかげだと思っています」と、謙虚な姿勢を見せた。
貫地谷から、現場はどうだったかと質問すると、「楽しかったことしか思い出せなくて(笑)。撮影のときは芸能界に入って1年で、すっごく緊張して、映画に出演するのも初めてでしたし、ましてや主演を務めさせて頂くのが初めてだったので、緊張していたんです。でも、なぜかみんなで笑っているところしか思い出せなくて、素敵な現場でした」と、楽しげだった。
さらに、高良から、「もし魔法が使えたらしたいことは?」との問いには、「私はとにかく食べることが大好きで、でも太りやすい体質なので、いつもダイエットしなきゃと思うんですけど誘惑に負けちゃうんです(苦笑)。だから、どれだけ食べても太らない体になりたいです」と、はにかんでいた。
ほか、授賞式には本木克英監督(51)、呉美保監督(37)、浅野忠信(41)、安藤サクラ(28)、池松壮亮(24)、小林聡美(49)が登壇した。
■受賞者一覧
作品賞:本木克英監督(「超高速!参勤交代」)
監督賞:呉美保監督(「そこのみにて光輝く」)
主演男優賞:浅野忠信(「私の男」)
主演女優賞:安藤サクラ(「0.5 ミリ」「百円の恋」)
助演男優賞:池松壮亮(「紙の月」「ぼくたちの家族」「海を感じる時」)
助演女優賞:小林聡美(「紙の月」)
新人賞:小芝風花(「魔女の宅急便」)
外国作品賞(「ジャージー・ボーイズ」)