“テニミュ”の愛称で人気のミュージカル『テニスの王子様』2ndシーズンにて、四天宝寺・白石蔵ノ介役で脚光浴びた俳優・安西慎太郎（21）と同ミュージカルの7代目青学（せいがく）・不二周助役で注目を浴びた若手俳優・矢田悠祐（24）が11日、都内で行われた写真集発売記念イベントに登場。5000人の応募者の中から当選した200人を前にトークショーや私物プレゼントなどで盛り上がった。
矢田は12月24日発売の『Yusuke Yada』を安西は12月16日発売の『安西慎太郎』（ともに「東京ニュース通信社」刊）をそれぞれ発売した。イベント前に行われた報道陣向けの取材会で2人は、それぞれの見どころや想いなどをアピールした。
1st写真集の感想について矢田は、「ファースト写真集なので素直に感動しました。まるまる一冊（自分が）載っている本を出すこと出来ないですから。どれも気に入った写真で、誇れる作品になっています。おばぁちゃんに観てもらったんですけど、『自分の孫じゃないようだ。遠い世界に行ってしまったようだ』と言われました。ありがたいなぁと。仕事やっている姿を見せられた」と、感無量。
一方、安西は、「自分単独で出させて戴いたことがうれしかった。夢のようで幸せでした。親のすごい喜んでいる姿を見て、うれし過ぎて泣きそうになりました。親孝行できたんじゃないかなぁと思います」と、感謝の言葉を。
矢田がこだわったところは、「個人的なテーマは、普段魅せない表情です。今までは、前まではキャラに似せた表情などが多かった。僕個人のいろんな表情というのはなかったので、今回チャレンジしました。また、サロンモデルをやっていた時期があって、ヘアスタイルは自分で考えるの得意なので、シチュエーションや衣装によって提案しました」と、以前の仕事を活かして、積極的に参加したという。
安西は、「写真集の発売日である12月16日が21歳の誕生日。撮った時に20歳だったので、20歳の持てる力を全て出し切りました。写真集は言葉がないので、表情だけで相手にどういう状況で、どういう写真なのかお伝えするのが勉強になった。引き出しの幅が広がった」と、新しい挑戦が演技の上でも刺激になったようだ。
また、矢田は、「海でシャツを着ていたのを徐々に脱いで開放していくというシーンがあって、印象に残っています。スーツで海の近くまでいくミスマッチ感。泥にまみれるなど、ギャップがあるところが、写真集ならではかな」と、見どころを。
お気に入りのカットを「ブレザー」にした矢田は、「（安西から）『矢田ちゃんブレザー似合うね』と言われたので、簡単に選んじゃいました」といえば、安西のお気に入りカットも、「前に矢田ちゃんに『お前っぽいよ』と言われて、カッコつけている表情よりも大げさな。そっちのほうがいいなぁと。思ってできる表情でもないし、一番作らなかった表情」と、ファンも妬いちゃうぐらい、お互いがお互いの良き理解者で信頼しあっているのがよくわかる。
「2人の息はバッチリ？」と、報道陣からのといに、矢田は、「同じ事務所、同じ作品が多かったので、呼吸が合った。やりやすかった。2人のときのほうがいい表情できて、素なのかな」と、言うと、お互い見合って苦笑いだった。
【写真集『Yusuke Yada』（東京ニュース通信社・2685円+税）】
舞台で魅せるクールでミステリアスな雰囲気と内に秘めた情熱はそのままに、この写真集ではこれまで見せたことのない様々な魅力も収録。かつて雑誌で「おしゃれキング」として名を馳せた、ファッションリーダーとしてのモードな写真、男らしくオフロードバイクを乗りこなすショットや、らに海で素肌をきらりと濡らしたセクシーカットなどなど見どころ満載。
【写真集『安西慎太郎』（東京ニュース通信社・2685円+税）】
彼の魅力である“男らしさ”にクローズアップしつつ、ピュアな少年のような笑顔、本人が好きだという“料理”シーンや和装で得意の殺陣を披露するシーンなど見どころ満載。
さらに、2人の写真集に共通している部分として、母校での在校生とのコラボ写真、これまでの軌跡を語ったロングインタビュー、地方公演先の全国各地で収録した“ご当地”オフショット集、さらには、同時期発売された2人の写真集とのコラボ企画、プレミアムツーショット写真も収録されている。
