
大みそかの『第65回NHK紅白歌合戦』の紅組司会を務める女優・吉高由里子(26)が30日、東京・渋谷のNHKホールで、その日のリハーサル終了後に会見を開いた。
吉高は多数の報道陣に囲まれ第一声に「『うるさいなぁ~』って記事になっちゃったよぉ~。ばかやろぉ~」と、先日の会見のときと同じくわざとおっとりしたくだけた口調で茶目っけたっぷりに話しだし、報道陣を爆笑させ一気に心をつかむ。
その話は続き、吉高は「この空気をちゃんと伝えといてください。文字だけの『うるさいなぁ~』じゃ、頭ヤバイと思われちゃう。おかしい人に仕立てあげないでください」と、報道陣にお願いしていた。
本日のリハーサルを終えて、「朝7時20分くらいから始めてあっという間に午後6時なんで、こんなに大変なんだなって。それと、いくら台本やセリフを練習したって緊張っていうのは練習できないんだなって」と、名言を残す。
その緊張した部分について吉高は、「(エンディングリハーサルで)優勝旗を持った時に手に汗がビショビショで、滑って、滑って持てなかったんです。有働(由美子)さんと『どうしよう』って言って」と、やりとりもあったのだとか。
その有働アナとは、「番号交換して、連絡をとりあって、アドバイスを頂いたりしています。『司会業は私達の仕事なんで思い切りやってください。何かあったら私がフォローしますし、分からないところがいつでも聞いて下さい』とおっしゃってくれました」と、手厚いフォローを受けているそう。
一方、白組の『嵐』のメンバーにも声をかけられているそうで、「『やっちゃいなよ』って言われました。励ましたり、和ましてくれるようなおどけた感じでツッコんでくれました。緊張とれました」と、サポートに助けられたそうだ。
そんな『嵐』と有働アナへは、「すごい頼もしいお兄さんお姉さんに囲まれた初舞台です」と、全幅の信頼を寄せつつ、あす31日の本番へコメントを求めると、「悪い記事に書かれないように頑張ります(笑)」と、報道陣にニコリと笑みを見せていた。