タレントの大久保佳代子（43）が12月23日、都内のヤクルトホールで“借金返済ユニット”ザ・マーガリンズ1stライブ『借金はLIVEで返せ!！』に登場した。メンバーは藤原（23）、高橋（20）、小野（24）、西田（30）、渡邊（23）、マリー（22）、木下（21）、依田（29）の8名。
マッコイ斉藤総監督、大久保佳代子GMというコンビがプロデュースする異色のアイドルグループ、ザ・マーガリンズが初ライブに挑む。借金総額1億3070万円という彼女たちは果たして少しでも返済できるのか…開演に先立ち大久保GMとメンバーが会見を行った。
キャパシティー500人の会場に大久保は「彼女たちが手売りでCDを売っていたのでその成果が出れば。リアルに200人ちょいいけばいいかも。借金があるので赤字はダメ。1円でも黒字にならなきゃ、年を越せないかも」とシビアなコメント。“組長”こと藤原は「メンバー1人10枚のノルマがあったので100枚は売れました。イベントを何度もやったのでもうちょっと入るかも…」と期待を寄せた。
実家の工場が破産し、メンバー最高額の借金がある“工場長”こと西田は「（借金は）1億円ぐらい。家族一丸となって頑張ってます」と話すと、あまりに重いテーマに報道陣もつい沈黙。大久保は「5年後、もしかしたらAV出てるかもしれない。その時“元マーガリンズ”という肩書が通用するように頑張りたい」とバタードッグな発言で笑いを誘い、「鬼気迫った気迫を師走にお届けしたい」と意気込みを語った。
対照的に、自身の仕事は絶好調な大久保。貯蓄は1億円は無いと謙遜しながら「（メンバーへのおごりは）ないです」とキッパリ。「正直、お金が欲しい…」と横目で訴える組長に「そんな甘い世界じゃない」と突き放しつつも「本当に困ったなら100万ぐらいはポンと貸す」とGMらしい一面をみせた。
また大久保は、40代間近の彼氏の存在が話題になったが「クリスマスという一大イベントにその人は微妙。会いたい時にあえるそんな感じの付き合い」と性的なフレンドシップを強調。その男性に50万円のバイクをプレゼントしたことには「私の送り迎えに使うバイク。私のバイクなんですよ」と強調し、「冬になってバイクは寒い」とあまり利用はしていない模様。「私しか乗ってないはずなのにヘルメットの（止める位置が）変わってた。小顔の女を乗せてるだろ」と諦め顔だった。
来年の目標を聞かれると「長野に別荘でも買いたい。3千万円ぐらい。それぐらいなら出る。（相手の）新幹線代かかると思うけど」と余裕を見せ、「『実は入籍しました』と（発表するのが）理想」とほのかに結婚願望を打ち明けた。同グループは恋愛OK、ただし金持ちのみというルールだが、大久保は「ヒモは私だけで十分」と、借金を抱えるメンバーに忠告していた。
