女優・武田久美子（46）が24日、東京・福家書店新宿サブナード店で著書『KUMIKO BIBLE』（KADOKAWA）発売記念イベントを開いた。
“貝殻ビキニ”で一世を風びし、46歳になってもいまなお若々しく保たれている武田の美へのメソッドなどが書かれた著書。さらに、今年、14年連れ添った夫・ジェームス氏との離婚調停をしているとして話題にもなった武田だが、本書では、離婚の話をした直後の娘の様子など、その裏側なども描かれている。
胸や肩などが惜しげもなく露出したチューブトップの純白ドレス姿で現れた武田。「ウエディングドレスの色が好きなんです。こういう人がいてもいいですよね」と、報道陣にニコリとほほ笑む。
書籍については、「私の語録集です。46年間生きてきた中で、頭に描いてきたものや、教訓にしてきたものを書いてます。あとはどんなふうにエクササイズしているかとかです」と、説明し、「これからもずっと女としていいなと思われるように磨いていきたい。自分への教訓という意味もあります」と、自分の中にあるコンセプトも明かす。
その語録のチョイスについては、直感だそうで、「私は動物的嗅覚と、直感で生きているんです。こう話そうと思うと、うまくいかなくて、そのときに浮かんだことをしています」と、感覚を強調。すると、報道陣が、貝殻ビキニのときはどうだったかと、すかさず尋ね、「貝殻ビキニも直感で即席です！人間は計算でやってはいけませんね。とくに私みたいな人間はそうです」と、当時から変わってないそう。
その貝殻ビキニについて、体つきが遺伝しているという武田の娘も将来やるのかどうかとの声も飛ぶと、「それはかわいそうですよ（笑）」といったん否定したものの、男性記者が、「体つきが似ているんだったら」と、リクエストをしだすと、「じゃあ、家で（娘に）つけてみますね」と乗っかり、笑いを誘った。
ほかにも、報道陣から美の秘訣について質問が飛んだが、「本当に何もないんですよ！」という武田に、報道陣が「何もしなかったらゾンビみたいになりますよ！」と、声をかける。これには武田も場内も大爆笑で、「真剣にバレーをやってます。ストイックにという感じではないですけど。あとはお水をよく飲んでます」と、思い浮かぶままに挙げていた。
そして、離婚の話題になり、娘へ切り出した当時のことを、「娘には、この日にこうやって言おうと考えてそうしたので、娘に相談してというわけではないです。大人同士の問題なので。話した時、一瞬泣きましたが、想像したより大丈夫でした。それで泣き止んだときに、『私がいま習っているスケートはどうなるの？』って言われて、いまはフィギュアスケートに意識が向いているんだなと思いました。あとは再婚するか聞かれましたが、『一生あなた（娘）と一緒にいるから』と伝えたら、それ以降、何も聞かれません。それぐらいフィギュアスケートのことがいま好きなので、私も全力でサポートします！」と、話していた。
また、離婚調停は継続しているそうで、「いまは弁護士が財産の割り当てとかの話をしていて、会ってない」とのこと。離婚成立時期については、「弁護士からは来年頭と言われています。8.5～9割くらいのところまできています」と、実感を語っていた。
「女性にただ年を取るだけじゃなくて、楽しく年をとることもできるんだよと伝えたい」と、アピールしていた本書は1600円（税抜）で好評発売中！
