「ミュージカル『薄桜鬼』風間千景 篇」（アニメイト）DVD発売記念イベントが15日、東京・江戸川区総合文化センターで開かれ風間千景役・鈴木勝吾（25）、藤堂平助役・池田純矢（22）、原田左之助役・五十嵐麻朝（29）、永倉新八役・宮﨑秋人（24）、山崎烝役・高崎翔太（26）、天霧九寿役・郷本直也（34）、不知火匡役・柏木佑介（25）が登場した。
幕末の動乱の時代を生きた新選組を描く、シリーズ累計70万本を超える人気ゲーム『薄桜鬼』を原作としたミュージカル。原作を忠実に再現した熱く切ない物語、さらに新選組とミュージカルという取り合わせが好評を呼び、殺陣×ダンス×歌で新選組を表現するという斬新な演出で観客を魅了している作品。2012年3月に東京・池袋のサンシャイン劇場で第1弾『斎藤一 篇』を上演してからはや2年半。『沖田総司 篇』、『土方歳三 篇』を経て、第4弾となる本作は鬼側となる風間千景をクローズアップした物語となる。公演は今年5月から6月にかけて上演され人気を博した（参照記事：●）。
鈴木は、「みなさまのおかげで今があります。次回の『藤堂篇』は（池田）純矢が座長ということなので、不安はないですし、『風間篇』でみんなに支えてもらったように全力で盛り上げていきたいです！」と、次回作への抱負を。
その鈴木から座長のバトンを受け継ぐ池田は、「お客様の応援のおかげでこの場に立てているのは奇跡だと思っています。いろんな人の想いを受け継いで、それをさらに次につなげて頑張りたいです」と、気合を入れつつ、本作へは、「舞台袖の時点から役に入って芝居をしているので、そこは客席からでは見られない、DVDならではの楽しみだと思いますので注目してほしいです」と、見どころを語っていた。
「ミュージカル『薄桜鬼』風間千景 篇」は8800円（税別）で好評発売中！
■ほか出席者のコメント
○五十嵐麻朝
「宴のシーンで上半身に落書きされるのですが、何が書かれるかは毎公演アドリブで、そのリアクションするのが毎回大変でした。『風間篇』からの出演で、とくに槍を使った殺陣がうまくできず悔しい思いもしました。『藤堂篇』ではさらに張り切って、パワーアップした左之助をお見せしたいと思います」
○宮﨑秋人
「DVDではとくに、殺陣やアクションをしているときの、目の演技を見てほしいです。『藤堂篇』では実際どうなるかはまだわかりませんが、三馬鹿の間をもっと見せられればうれしいですね」
○高崎翔太
「『風間篇』からの出演で、稽古中に殺陣の部分であいまいな箇所があったときなど、座長の（鈴木）勝吾くんがきちんと一緒に詰めてくれて、同い年の座長なのに頼もしいなと思いました。そして『藤堂篇』では、京都公演がきるのが本当に楽しみです」
○郷本直也
「『風間篇』からの参加で緊張してネコをかぶっていました（笑）。『藤堂篇』ではもっと歌を歌いたいですね。藤堂とのアクションにも期待しつつ、このカンパニーを支えていきたいです。そしていつか、『天霧篇』を上演したいですね（笑）」
○柏木佑介
「初演から不知火として鬼を演じてきているので、『風間篇』ではとくに座長を支えないと、と思っていましたが、逆に勝吾くんの背中を見ていて引っ張ってくれました。『藤堂篇』ではさらに鬼の絆も深めていきたいと思います」
