愛媛県出身で、伊予観光大使も務めるお笑い芸人・友近(41)が4日、都内で行われた愛媛県が主催する「えひめカフェ2014 キックオフイベント」に、「ゆるキャラグランプリ2014」3位になった愛媛県のイメージアップキャラクター「みきゃん」と上甲俊史愛媛県副知事ともに出席した。
イベントでは、「友近 愛媛Uターン作戦」と題し、“愛媛の食材好きイケメン男子”が友近に愛媛の美味しい食材をプレゼンするお見合いイベントが企画された。
友近は、「愛媛は地方の中でも、よくイベントやって頑張っていますよね。よくイベントに呼んでいただいて、ありがとうございます。愛媛は麺類が美味しい。出汁が甘めで美味しいんですよ」と、あまり知られていない美味しいものをPR。
1人目は、1人で愛媛に旅行するほど「愛媛LOVE」という男性は、四元交配の地鶏でブランド鶏「媛っこ地鶏」を紹介。友近も大好きで、「食べていいですか」と一口パクリ。「おいしい~」と、地元の味に舌鼓。
2人目は、愛媛出身の男性は王道のみかんを紹介。友近はカゴからひとつゲット。「昔、(皮に)顔書いて、指突っ込んで指人形のようにやってました」と、小さいころの思いでを懐かしそうに語る。
3人は愛媛で酪農を営んでいる男性は、あえてブランド真鯛「愛鯛(あいたい)」を紹介。
「憧れの友近さんに“会いたい”ので、愛媛から来ました」と、「あいたい」にかけて告白。友近は、「ぶっかけ鯛めしが好きなので、食べますね。調理してほしかったですね」と、食べたそう。
3人のイケメンの中から友近が選んだのは、「友だちとか愛媛に連れて行った時に、食べてもらうのが鯛なんですよ。あまり知られてないですけど、県魚ですよね。これをアピールしたい」と、理由を語り、3人目の男性を選んだ。
最後に、「愛媛は魅力的な街だと東京に来てあらためて感じた。ますます愛媛を愛したいなと思いました」と、地元への思いをアピールした。
イベント終了後、あらためて愛媛の魅力を聞かれた友近は、「愛媛は本当に住みやすい町。海と山と町が近くて、食材も豊富。家賃も安いので住みやすい」と郷土愛をアピール。
愛媛のイメージアップキャラクター「みきゃん」が「ゆるキャラグランプリ2014」で3位に選ばれたことには、「すごいよね」と感心しきり。
愛くるしい姿で通行人たちを喜ばせていたが、みきゃんはその体形ゆえに動きがスローで、この日のイベントでもステージに上がるのにひと苦労。スタッフ数人が懸命にサポートしていたため、友近は「これから忙しくなると思いますので、ちょっとスリムになっていただかないと…みなさんの手を煩わせてましたからね。(スタッフが)介護してる感じしましたからね。でも皆さんに愛されてますからね」と、注文をつけた。
イベントタイトルにかけて、「いずれは戻りたい?」と聞かれると、「そうですね。東京で家賃が40万~50万円するマンションも、愛媛だと7万~8万円で住めますからね。田舎暮らしに憧れますね」と語った。Uターン生活にも興味津々。
今年を振り返り、一番印象深かった出来事として、「4歳の姪っ子のモノマネが上達していた。この間、湿布を持ってきてといったら、『これはうちわじゃないですか』って、蓮舫さんの口調をまねをしたんで驚かされました」と、“小さなライバル”の上達ぶりにびっくりしたと、うれしそうにいう。
クリスマスの予定を聞かれると「これ聞かれるとみんな『仕事です』っていう人おるけど、その後のこと聞いてんねん!って思うんですよ」と、踏み込んだ発言。
私生活では5歳年上の一般男性と交際中なだけに、踏み込んだ発言も聞かれるかと思ったが、「私は今から決めたいです。夜に仕事が終わったら、その後、遊びに行きたい」と話し、相手については言及しなかった。
友近は「今後、全国的に活躍していくんでしょうね」とみきゃんに期待を寄せたが、スローな歩行を目の当たりにし「もうちょっと痩せないとね(笑)」とアドバイスし、会場の笑いを誘った。
今年で4年目を迎える同キャンペーンは、「愛媛県産の農林水産物をもっと知っていただきたい」(上甲俊史愛媛県副知事)として、丸の内、銀座、表参道、青山、渋谷の飲食店約50店舗とコラボレーション。同県産の旬の食材を使ったオリジナルメニューが楽しめる。11月1日~15年3月31日までの期間限定で実施される。
詳しくは、「えひめカフェ」または、facebook(www.facebook.com/ehime.proj)まで。