タレントの壇蜜（33）が11月3日、東京・神保町の書泉グランデで自身初のトレーディングカード『リミテッドシリーズ 壇蜜～おもかげ～』(プロデュース216）発売記念イベントを行った。
落ち着いた紺色のワンピースで登場した壇蜜。タイトルの「おもかげ」について「昔の写真、印象に残る1枚という意味もある。手に取った方がトレードしないようなものができたらいいな、と思ってましたね。できればノットトレーディングでお願いします」とPRした。
バラティ番組やドラマ主演、CMなど幅広く活躍する壇蜜だが「（トレカは）最初で最後になる気がします」と恐縮。「29歳でこの業界に入り、一緒に共演している方がトレカを出しているのを見て“私にはお呼びがかからないだろうな”っていうのがすごくありました」としみじみ話した。「撮影会、チャットから始まって、ムック本、週刊誌、DVD、写真集、映画、カレンダーとどんどん階段を登っていって…階段を作ってくれたのも、周りの方だったり、ファンの方々。本当に嬉しくて、みなさんの“おもかげ”になってくれたらと思います」とメッセージを送った。
撮りおろしというカードに「暑い日の狛江でした。担当してくださったのがパンツのカメラマンこと野澤（亘伸）先生。下着、浴衣、コスプレなど、かなり初心にかえった気持ちです。いままで赤いビキニを着ました、というのは意外となかったので…赤いヒモならありましたけど」と壇蜜らしいユーモアを挟みつつ、「（気に入っている）タイトルは『朝のおねだり』。そんな元気は今はないのですが」と首をすくめた。
パーツの部分が収まっているカードも入っていることに、壇蜜は「自分の体だったり、個人情報だったり、生きている姿を切り売りしている人の集大成」と断言。キスマークつきのカードには「口紅がいっぱい折れるんですよ。私も大変だけど、口紅も大変だな」と明かした。
報道陣から近況を聞かれると「今年は見たこともないような長い毛が体にみつかったり、自分の体に何が起きているんだと心配になるような年回りでしたね。来年はこれ以上、尻をたるませないように、日々ストレッチだったりむくみとりだったり、ケアをやっていきたいと思います」と赤裸々にコメント。「近所の老人ホームを見つけたので、“終（つい）の棲家（すみか）を見つけたぞ”と思いましたね」と冗談とも本気ともつかない壇蜜節をふりまいた。
