元宝塚の壮一帆が9月30日、都内で行われた『TOUCH! WOWOW2014』イベント記者会見に女優の菊川怜(36)、キャスターの川平慈英(52)、ボクシングWBCフェザー級チャンピオンの三浦隆司選手(30)と出席した。
錦織圭が日本人初の準優勝を果たした全米オープンテニスを独占中継したことでも大きな注目を集めたWOWOWが11月22日に多彩なイベントと連動したスペシャル番組『TOUCH! WOWOW2014』を放送する。錦織とアガシの夢の対決の生中継、三浦の世界タイトルマッチ生中継、初音ミクのニューヨーク公演、ティム・バートン監督の魅力を伝える特集、映画『ゼロ・グラビティ』、壮の退団スペシャル番組などなど、数々のプログラムを3つのチャンネルで発信する。
イメージキャラクターを務める錦織からビデオメッセージが会場に届けられた。錦織は「全米オープンでは深夜早朝に関わらず、日本から熱い声援ありがとうございます。おかげさまで準優勝という自分でも驚く結果を残すことができました」と感謝。放送当日は東京・有明で『日清食品ドリームテニスARIAKE』でアガシとのチャリティーマッチを行うことに「アガシ選手は僕のあこがれの選手でもあるので、対戦するのは本当に楽しみです」と意気込みを語った。錦織の全米オープンを現地で生で観戦した菊川は「アガシ選手と錦織選手、ほんと夢の対決ですよね。すごく楽しみです!」と早くも興奮した。
黒のジャケットにパンツというスタイルで凛々しく登場した壮は、8月の宝塚退団後初の公の場に「宝塚時代というのは、本当に高速道路をフルスピードで走っている感じでした。今ちょっとほっとしていて、今日は久しぶりにちょっとだけ緊張してます。逆にそれがワクワク」と笑顔で話した。
菊川から宝塚100周年への想いを聞かれると「100年間、諸先輩方が築いてこられていた伝統というものを、トップスターの立場でいかに次の世代につなげていくか。そして、私がいた雪組がいかに5組の中で輝いているぞ、って胸を張って言えるように、勢いを落とすことないように努めてまいりました」と語った。
川平が「今後は何しましょう? WOWOWでミュージカル作りましょう!」と勢い良く呼びかけると「作りますか!」とノリノリで応えた。また、放送される番組について「私が雪組のトップになって初めてのお披露目公演となりました『Shining Rhythm!』。前任の方から引き継ぎ、新しく組み直していただきました。壮一帆色のショーをみなさまにもぜひ見ていただきたいと思います。そして私が伝えたかった舞台を楽しむ、その楽しさをお客様と共演するということを映像を通してお伝えすることができたらいいなと思っています」と呼びかけた。