『MBSアニメフェス2014』が11日、大阪・大阪城ホールで開かれ、1万人が集まった。
本イベントはMBSでこれまで放送された人気アニメが集まるイベントで、3日間のMBS音楽イベント「音祭」の2日目として開催。このイベントは同時に、ライブビューイングが全国約100ヶ所の映画館で実施され、約2万人が参加した。
トップバッターには“T.M.Revolution”こと西川貴教が登場。『機動戦士ガンダムSEED』の楽曲となる、『INVOKE』、『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』の楽曲となる『ignited』を2曲つづけて熱唱し、華々しくオープニングを飾った。続いて、『機動戦士ガンダムSEED』パートに入り、キラ・ヤマト役の保志総一朗とアスラン・ザラ役の石田彰による名シーンを再現した生アフレコ!その後は、シークレットアーティストとして玉置成実が登場し、『Believe』と『Realize』のメドレーを歌唱で魅せた。
『ハイキュー!!』パートでは、日向翔陽役・村瀬歩と影山飛雄役・石川界人が登場。臨場感あふれる生アフレコを披露したり、活動再開後、同日が初のステージとなる4人組ロックバンド『SPYAIR』がサプライズで緊急出演!主題歌『イマジネーション』を披露することとなった。
“タイバニ”『TIGER&BUNNY』パートでは、鏑木・T・虎徹役の平田広明とバーナビー・ブルックス Jr.役の森田成一がミニドラマと生アフレコを披露。さらに、2体のヒーロースーツも現れ主題歌『オリオンをなぞる』の大合唱を盛り上げることとなった。
イベント中盤では、サプライズ作品として『戦国 BASARA』が参戦。シークレットキャストの伊達政宗役・中井和哉が登場し、真田幸村役・保志総一朗、竹中半兵衛役・石田彰とともに場内から歓声を浴びた。
『マクロス F』パートでは、早乙女アルト役の中村悠一、ランカ・リー役の中島愛、シェリル・ノーム役の遠藤綾が登場し、アルト、ランカ、シェリルの軌跡を生アフレコで振り返るという豪華企画が。パート内に挿入されたライブでは、May’nが『射手座☆午後9時Don’t be late』を披露。さらには、ランカ・リー=中島愛が『星間飛行』をサプライズ歌唱を見せたり、クライマックスには2人で『ライオン』を歌い上げ観客を熱狂させた。
『進撃の巨人』パートではエレン・イェーガー役の梶裕貴、ミカサ・アッカーマン役の石川由依の生アフレコでスタート。透過性スクリーンを用いた特殊な立体映像演出が作品の世界観に奥行きを与える演出に。生アフレコパートの最中には、リヴァイ役の神谷浩史が突如サプライズ登場し、会場は大歓声!しかし、それだけにはとどまらず、振り落とされた巨大スクリーンの奥から、Linked Horizonが登場。同作OP『紅蓮の弓矢』と『自由の翼』、Sound Horizon名義での新曲『よだかの星』を披露することとなった。
全てのアニメパートの終了後には、出演したキャストが勢ぞろいし、全員から観客に向け最後のあいさつとなったが、そこに急きょ、アーティストを代表して、西川貴教も登場。最後はキャスト、観客も一体となって全員で、『MBSアニメフェス』とコールしキャノン砲から放たれた銀テープが会場を舞う中、「10年に一度」の大阪城でのアニメの祭典は幕を閉じることとなった。