2児のママであるタレントの“千里ちゃん”坂下千里子（38）が9月29日、東京・バンダイナムコ未来研究所で行われたバンダイ×東京学芸大学によるアンパンマンの本格的な学習タブレット端末『コドなび！』（バンダイ）新商品発表イベントに出席した。
5才の娘さんと3才の息子さんの2児のママである坂下は、白の透け感のあるトップスに紺のカートという爽やかな装いで登場。働くママとしての子育や子どもの教育などについてトークした。
2人のお子さんの様子を、「5才の長女は年長なので、ほとんど普通に接せられるんですけど、3才の子は宇宙人ですね」と、笑う。「ダメ」、「ストップ」、「止まりなさい」が全く耳に入らない状態のようで、「みなさんが想像するよりも5倍はやんちゃなんですよ。ケガがたえないのが心配ですね」と、4日前にも保育園で走っていて転んで額をぶつけ、救急車で運ばれて8針縫う大ケガをしただけに心配顔。
それでも、「運動会の時期もあって、走るの好きなので。サッカークラブ入れたり、発散させてるつもりなんですけど、それだけでは、彼のパワーがあり余ってしまって・・・」と、相好を崩す。
仕事と子育ての両立については、「仕事は保育園の時間内で、送りとお迎えは自分でを心がけています。今日も送って、（仕事が）夕方で終わるので迎えに行きます。ベビーシッターさんにお願いしていないので、夫婦で協力しながら。私がお迎え間に合わない時には、代わりにお父さんが迎えに行ってくれたり。子どもと公園での外遊びも毎日しています」と、夫婦が助けあいながら子育てをしているという。
坂下は、自分が「機械オンチで教えられない」ということもあって、ゲーム機やスマートフォン、タブレットは子どもたちに買い与えていないし、（坂下自身も）持っていない。そんな中、2人の子どもたちは外が大好きで、外で元気に遊んでいるという。「娘はゴム飛びとか好きですね。家の中では、あやとり、カルタなど。この前のサッカーW杯の時に、娘がいろんな国の旗に興味もって、国旗のカルタや国旗の図鑑を渡していくうちに、国に興味が湧いたみたい。いまは、優勝したドイツが一番興味があるみたい。興味持っている時にその瞬間を逃さずに。あやとり、折り紙の本を渡すと大事にしてくれるので」と、今どきでない古風な遊びに興じている。
それでも、周りの子どもや親戚の子供は、スマートフォンやタブレット、ゲーム気を持っているので、興味は持っているそうだ。そんな状況で、一週間ほど『コドなび！』を借りたところ、2人の子どもたちは、「ものすごい食いつきで。娘が、『ママ、これ子供にすっごくいいね』って。これが子供のリアルな声だなと。自分も子供なんですけどね（笑）」と、驚いたという。
「タブレットも持ってないし何も教えていないのに、自分たちだけで勝手に電源入れてロックを解除して、自分の好きなアプリをやってました。最初は、仲良くやっていたんですけど、だんだんどっちかが独占しだしたりすると、お姉ちゃんが、『順番こね』とか、『先やっていいよ』と。姉が弟に譲る場面が見られました。また、弟がお寿司のアプリで、タマゴばかり選んでいたので、『他のもあるでしょ。エビもあるでしょ』と、姉弟仲良くソファに座って遊んでいました」と、微笑ましい光景に出会えて、思わず笑顔になったという。
千里子も夢中で遊ぶ。しかし、実機で試しに「回転寿司のお寿司を選ぶ」アプリを遊んでみた坂下は、魚の画像と寿司ネタ担った画像で正解を選ぶクイズや、指定されたお寿司をお皿の上に持ってくるゲームなどに夢中になる。
さらに、「アンパンマンの絵に色を塗る」アプリでは、空色を内蔵されたカメラで写真を撮ると、スタンプにその色が現れる。それを塗っていくという塗り絵だが、間違えて黒い空に塗ってしまい、「雨が降りそう～」と苦笑い。空色に塗り直すと、勢い余って、アンパンマンの顔も空色に塗るなど、機械が苦手なために大盛り上がり。子供だけではなく、「ママも一緒に夢中になれる」学習タブレット端末のようだ。
イベント終了後の囲み取材では、娘さんが5才で来年小学生ということで、「お受験は？」と問わた坂下は、「受験はケースバイケースで。区立の学校もいい学校たくさんありますし。私立は私立の良さがありますし。娘は、来年、『赤いランドセル背負うが楽しみ』みたいです。でも、どんどん大きくなって、ちょっと寂しい」と、子供の成長の嬉しさと、自分から離れていく姿に複雑そうだった。
また、「娘さんを芸能界には？」と問われると、「現段階では、看護師さんと婦人警官になりたいそうです。自分の保育園で、看護師の先生がいらっしゃって、ケガした時にすぐ手当してくれて優しいんですよね。また、婦人警官はかっこいいし、みんなを助けるからだそうです。でも、占いでは娘が女優に向いているといわれました。『この娘は演技がうまい。女優さんに向いている』と。私がなりそこねたので・・・。でも、こればっかりはわからないですね。まだ、5才で可能性いっぱいあるので。（もしその時は？）背中押すというより、擦るぐらいですかね」と、笑った。
3人目については、「希望は2人。3才のが手がかかるので、考え中です」と、もう少しお兄ぃちゃんになってからのようだ。
『コドなび！』とは、「タブレット学習（バーチャル）」と「実体験（リアル）」をつなげるという新しいコンセプトを取り入れ、家族のコミュニケーションツールとしても活用できる、新発想の幼児向け本格学習タブレット端末（対象年齢3才以上）。バンダイが商品を企画し、学習内容やデザインコンセプトについて東京学芸大学の教授陣、東京学芸大こども未来研究所が総合的に監修した。
Android™端末にプレインストールされているアプリは合計150種類以上のオリジナル学習メニューが収録されており、タブレットで学習した内容を実体験に移したり、遊びの中で自然と学べたりする新発想の学習プログラムを多数取り入れ、深い学びへと子どもたち導く。タブレットの使い方や学習の進め方は、未就学児に圧倒的な人気を誇る『それいけ！アンパンマン』のキャラクターたちが、楽しく子どもたちの学習を応援する。
同タブレット端末は、バンダイより3万0240円（税8%込）で、全国の玩具店、百貨店・量販店の玩具売り場、インターネット通販等で2014年10月25日（土）より発売。
