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渡部秀 白血病克服のハンドボール選手熱演!南沢奈央も献血訴える

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左から南沢、渡部、宮川さん

 『仮面ライダーオーズ』で主演を務めた俳優・渡部秀(わたなべしゅう、20)が24日、都内で行われた映画『ダブルスカイ!』(監督:田口仁)完成披露試写会&舞台挨拶に女優・南沢奈央(21)、『劇団EXILE』の町田啓太(21)、俳優・溝口琢矢(16)、田口監督、原案の宮川大さん(36)とともに出席した。

 日本赤十字社献血推進広報映画の第2弾。ハンドボール選手として将来を期待されていた宮川さんが、23歳で急性リンパ性白血病にかかり、壮絶な闘病生活を送り、社会復帰を果たした実話に基づき制作されたドキュメント作品である。

 同作品の上映終了後、キャストが登壇。続いて、宮川さん本人も登場し、登壇者全員に花束を渡し、場内から惜しみない拍手が送られた。
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 まず、同作品を鑑賞した宮川さんが、「当時のつらかった思い、悔しい思い、たくさんの人に救っていただいた、支えていただいたというのを改めて感じました」と日本赤十字社、日本ハンドボール協会、日体大、出演者に礼を述べる。さらに「白血病という病気にかかりながら、輸血・献血を通じて救われて、子供がいて、幸せですと言える人間が実際にここにいるということが伝わったらいい」と語った。

 宮川さんを演じた渡部は、「この作品を通して、少しでも多くの方々に献血の大事さを知っていただければ」と挨拶。そして、「いつも演じているキャラクターとは全然違うし、ご本人も凄く悩んだ時期があると思う。そういった思いを役を演じる上で抱えて、演じなきゃと心掛けた。撮影前、宮川さんとお会いして、当時の思いを伝えていただいて、全力で挑ませていただきました」と、この作品に懸けた熱い思いを語る。

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熱い思いを語った渡部

 印象に残ったシーンとして、輸血パックが宮川さんのもとに届いたところを挙げ、「本物の輸血パックを使わせていただいて、本当に温かかった」と献血してくれた方の温もりを感じたという。「僕も献血したことあるけど、当時は自分の血が求めてくれる方のことまで考えていなかった。今回、この作品を通して、どこかで自分の血を必要としてくれている人の思いを考えるようになりました」と心境の変化があったようで、「この作品をやる前は、献血に対する理解ができていなかった。見てくれたみなさんも理解が変わったと思う。少しでも多くの方々に伝えていただいて、献血を前向きにとらえていただきたい」と訴えた。

 南沢は、日本赤十字社献血推進広報映画の第1弾『八月の二重奏』に続き、出演。元『モーニング娘。』の市井紗耶香(28)扮する宮川さんの妻に語りかけるラジオ番組のナビゲーターを演じ、「一人の方の人生に触れると、いろんな発見がある。多くの人が関わって成り立っているんだなと実感しました」とコメント。

 自身が印象に残ったシーンとして、ハンドボール部の後輩が友達を連れて献血に行く場面を挙げ、「私も先週、献血に行ってきたんですけど、夕方で制服の子が多かった。この映画をきっかけに友達を連れて、献血ルームに足を運んでいただきたい」と呼びかけた。

 宮川さんのチームメイトを演じた町田は、現役の日体大生。「最初に台本を読んだとき、熱い方だなと思ったので、できるだけ宮川さんを勇気づけられる人物像を作れるようにやってきた。普段の自分に近い存在でやらせていただけた」と、実際のロケも日体大で行われた日々を振り返った。

 宮川さんの後輩を演じた溝口は、「一見態度が悪かったり、先輩に文句を言ったり、いいイメージなかったけど、実は困った人に自分ができる精一杯のことをする心優しい人。自分もそうなりたいなと思った」と、自身の役柄についてコメントした。

 4月上旬より、全国の献血ルームで無料上映。

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渡部秀
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渡部秀
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南沢奈央
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南沢奈央
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町田啓太
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溝口琢矢
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田口仁監督
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宮川大さん
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『ダブルスカイ!』完成披露試写会
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『ダブルスカイ!』完成披露試写会
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