フリーアナウンサーの小林麻耶（35）が21日、警視庁世田谷署の一日署長を務め、トークショーで、交通安全の「自転車安全利用五原則」について一緒に学び、交通安全を呼びかけた。
「秋の交通安全運動」（9月21日～30日）の一環として、小林は、警察官の制服姿で東急田園都市線と東急世田谷線の三軒茶屋駅にほど近い、「茶沢通り」を国士舘大学のブラスバンド部や小さいお子さんやお年寄りたちとともに「交通安全」のパレードをし、その後「三茶ふれあい広場」でトークショーを行った。
世田谷交通安全協会会長・山田安幸氏から、「昭和35年から54年間、交通安全運動にお手伝いさせて頂いていますが、すごいたくさんの方が集まっていただいたのは初めて。有名人効果と言うんでしょうか、アイドル効果と言うんでしょうか。小林さんの力はすごいなぁ。いい方に来て頂いてよかったなぁと思っております」と、感謝の言葉を。
それを受けて小林は、「有名人」という言葉に恐縮しきりで、「アイドル」という言葉には、驚きつつ照れるなど、表情豊かなリアクションで会場を和ませる。
交通課の警察官から紹介を受けてあいさつに立った小林は、「私は、TBSで6年間局のアナウンサーをしていたんですが、2009年にTBSを退社し、今フリーとして活動しております。毎週、だいたい一回ぐらい花嫁修業をしております。残念ながら35歳なんですが、妹に先を越されてしまいまして、いまだに花嫁になれずに、ここにおります」と、金曜レギュラーを務める情報番組『バイキング』（フジテレビ系、月～金・午前11時55分～）での「金曜花嫁修業」のコーナーを引き合いに出して、あいさつ。
大勢詰めかけたファンのフラッシュを一身に浴び、「結婚会見でそういうことができる日が近いといいなぁ。今日はリハーサルかなぁと思いながら、すごい嬉しい気持ちで撮影していただきました」と、笑顔。
続けて、「お年寄りと子供にやさしい交通安全をということで、交通ルールをシッカリと守って、さらに優しい気持ち、思いやりがあれば命を守ることができると思います。自分の命を守ることはもちろんのこと、他の人、大切な人の命をみんなで守るためにも、まずは、ルールをみんなでシッカリと守っていきましょう」と、交通安全を訴えた。
「秋の交通安全運動」（9月21日～30日）では、通学中の児童が死傷する交通事故が後を絶たず、高齢者の交通事故死者数が交通事故死者数全体の半数以上を占めることから、「子供と高齢者の交通事故防止」に重点的に取り組むとともに、「夕暮れ時と夜間の歩行中・自転車乗用中の交通事故防止」（特に、反射材用品等の着用の推進及び自転車前照灯の点灯の徹底）、「全ての座席のシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底」、「飲酒運転・危険ドラッグ等の根絶」などを目指す。
