グラビアアイドル・森下悠里(29)が2日、東京六本木「CLUB ZOO TOKYO」で行われた映画『ハニー・フラッパーズ』(監督:佐々木恵水/配給:アイエス・フィールド)の公開直前イベントに、主演の坂口杏里(23)、グラビアアイドル・川村ゆきえ(28)、岸明日香(23)、折井あゆみ(29)、階戸瑠李(25)らが出席した。
なお、シングルマザーを覚悟して子供を産もうとする由真役のグラビアアイドル・紗綾(20)は、デング熱を発症したため欠席。代わりに、入院中の都内病院から「9月13日の初日までには全快し、皆様の前に元気な姿でお会いしたい」とのメッセージを寄せた。
紗綾、映画イベントを欠席も「回復に向かっている」とメッセージ!キャスト陣もエールを
撮影した店に『club honey』を再現。キャバクラ嬢に“復帰”して、女性限定で埋まった店内でマジ接客をした。
主役・桐島美加役の坂口杏里は、「女性が女性を接客するというのは、ほぼほぼないので楽しみです。足がブルブル震えているのは緊張じゃなくて、普段ヒールを履かないので」と、
カリスマキャバ嬢・亜里沙役の森下は、「カリスマキャバ嬢の役を演じておりまして、私が唯一夜の経験が会ったものとして、楽しく演じさせていただきました。女性が集まるイベントは、初めてのことでワクワクしています」。
シングルマザーキャバ嬢・高崎花枝役の川村は、「映画の中で、汗を拭くというシーンしかないので、今日初になるので優しく見守ってください」。
同僚に枕営業をさせて上前をはねるキャバ嬢・優香役の折井は、「映画の中ではクールな役をやっているので、役で接客できるように頑張りたい」。
麻衣役の岸は、「可愛い女性がいるのですごく楽しみ。一緒に楽しみましょう。こっちが接客されちゃうんじゃないかという緊張感あります」。
エリカ役の階戸は、「女性に見ていただきたい映画なので、女性の方と触れ合えるイベントということで楽しみたい」。
と、それぞれ緊張と不安を抱えつつ接客に向かった。あいさつをして名刺を渡す。と、なかなか本格的。続いて、水割を作るテーブル。シャンパンで乾杯するテーブルなど様々。すぐに打ち解けあい、普段のグラビアで見せる天真爛漫で、セクシーな小悪魔的表情とは違って、リラックスした自然な表情と笑顔でトークに興じるキャストたち。
後半にはフルーツまで登場し、「何がほしい?」といいながら取り分けたり、記者たちの要望で、「ア~ン」ポーズを。それでまた「恥ずかしい~」といいながら盛り上がるなど、キャスト陣と女性のお客さんたちは、女子会のように笑顔とトークの花が咲いた。
キャバクラ経験者の森下は派、シャパンを飲むときに、「こうすると美しくなる」と、女性のお客さんたちに伝授。横を向いて、顎を上げ、口から顎、首のラインを美しく見せる飲み方を実践すると、みんな感心しながら見よう見まねでトライしていた。
イベントを終えて感想を尋ねられた森下は、「来てくださった方も素敵女子ばかりで、可愛い方きれいな方、妊娠7ヶ月の方も来てくださっていて、こっちがハッピーオーラを頂きました。ドリンクを頂きながら、話も弾んだので(キャストの私のほうが)延長延長したいな」と、業界用語で楽しさを表現した。
川村は、「私たちが話を聞いてあげなくてはいけない立場なのに、話を聞いてくださって、とても楽しい時間でした。私がついた席の子たちが、『せっかくだから、(お酒)作ってくるださい』といってくださったので、初めてお酒作りました。今日やっとちゃんと花枝になれたような気がしました」と、笑顔。
岸は、「皆さんでシャンパンを傾けながら、将来の夢から彼の話までいろいろ聞いて、話が盛り上がりました。次の席に行きたくないというぐらい。また機会があったらやりたいな。もし、(芸能の)仕事がなくなったらこういう仕事もいいかも」と、爆弾発言も!
坂口は、「女性の方に接待するのがすごい新鮮で、ちゃんとできたかなと不安です。いろんなお話聞けたし、聞いてもらっえて楽しかった。私も、岸ちゃんが言ったみたいに、もし、このお仕事がなくなっちゃったら・・・でも、ヤダなぁ~それは・・・この職業を選びたいなと思いました。魅力的です」と、岸についで、坂口までキャバクラの華やかさに憧れを感じたようだ。
また、この日は「プレミア体験バイト」として、3名の一般女性が1日キャバ嬢体験。その中から1名に、優勝賞金として「時給10万円」がプレゼントされる企画も行われた。
18歳からデビューギリギリの21歳ぐらいまで六本木や銀座でのキャバクラ経験がある森下は、「両親に内緒でやっていたので、各店で最高に居ても1ヶ月ぐらいだったんですけど、ナンバーワンになったこともあります。銀座では、ナンバーワンじゃなかったですけど、時給10万円あったようなきがします。ビックリしちゃいました」と、武勇伝を告白すると、囲みに登場した、川村、岸、坂口らは驚嘆の声。
報道陣からは、「デビューしたらあまり儲からないのは馬鹿らしいと思う?」と、問われると、「9年めですけど、この仕事楽しくて、映画に出れたり、グラビア撮影も大好き。今のお仕事に感謝しています。今はオカネより愛情を求めてます」と、笑顔で更にと切り返し、過去ナンバーワンだった片鱗も。
最後に坂口は、「映画『ハニー・フラッパーズ』は女性向けの映画ですが、男性にも観てもらいたい。オカネだけでなく、人間として成長したり、子供がいて養っていかなければいけないとかいろんな物語がたくさん詰まった映画です。共感や心に響くものを持ち帰っていただきたいと思います」と、アピールした。
同作は、立花胡桃の半生を自伝的に描いたベストセラーを映画化し、大ヒットを記録した『ユダ』から2年。舞台をカブ吉用から六本木に写し、キャバクラの世界を余すことなく描いた同作。夜の世界の頂点を目指す女たちヒートアップした闘いがセクシーに、ゴージャスに、ドラマティックに展開していく。
9月13日よりロードショー