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ナイナイのANN終了切り出したのは矢部浩之からだった!心情語る

 お笑いコンビ『ナインティナイン』の岡村隆史(44)と矢部浩之(42)が28日深夜、パーソナリティを務める生放送のラジオ番組『ナインティナインのオールナイトニッポン』(ニッポン放送、木曜・深夜1時~)で9月25日をもって同番組が終了する理由について、真意を語った。

 21日深夜放送の同番組終わりがけに約20年続いた番組の終了を矢部から発表し、ヘビーリスナーや芸能界から悲しみの声が上がっていた。番組冒頭からこの話題に触れ、業界からも「ロケ組めますね」という話をされたエピソードを披露しつつ、番組を進めることに。

 そして、番組中盤、矢部から語りだす。「ナインティナインのオールナイトニッポンを終わりたいと言ったのは僕の意思なんです。岡村さんもスタッフさんもそう言ってなかった」と、矢部の気持ちが先行しでのものだったといい、「終わってメリットがないんです。それもわかってるつもりなんです。理由は1つではないんです。離婚の話みたいですけど(笑)。岡村さんが体調を崩していつ帰ってくるか分からない状況がありました。いろんなスタッフと相談しあって、早くて2、3年だろうと。最悪はいないよという可能性もあったんです。当時を思い出して腹をくくってやらせていただいて、5ヶ月で復帰してよかったなと。帰ってきてよかったとすごく安心したんです。何週かやっていくうちに、役目を終えた感が出たんですよ。感じたこと無い感覚になって、前のオールナイトニッポンの感覚じゃないなと。ゴールというかそんな感覚になって。待っていたはずが、実際帰ってきたらゴールしてしまったんです。番組をやっていくうちに戻るだろうと思っていたんですけど、今度は番組本を出し終えて、自分の中でカウントダウンしていったんです。そうこうしているうちに20周年、1000回かとか、嘘つきながらというのは心苦しいなと思って。リスナーのみなさんも応援してくださったし、気持ち悪いままやっていられないとなっていった」と、気持ちをとつとつと話す矢部。

 岡村も、これまでのコンビ活動を振り返り、「矢部浩之が初めてなんですよ。『ちょっといいか』といって。よっぽどの覚悟があるんだろうなと。卒業させてほしいといわれて、これは、コンビでしか分からないことで、僕の中では完全に決まったことなんやと思いまして、考えたことで結論出したんやなと思いました」と、コンビ間でしか感じられないものがそこにあったと話し、「理解していただきたいとしか言うしかないです。次のステップに進むためのと思っていただくしかない」と、ファンへ理解を求めていた。

 さらに、矢部は「ナインティナインのオールナイトニッポンは終わりますけど、ナインティナインはそのままなので」と、引き続き活動していくことも話した。

 番組中盤からは出川哲朗も加わったものの、どことなく暗い雰囲気で進行していたが、午前2時をすぎたあたりでいきなり岡村から10月からの新パーソナリティが発表されることに。岡村は「10月2日木曜深夜1時から『ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン』新パーソナリティの岡村隆史です。頑張っていく所存です。よろしくお願いします。新たな歴史を作れるように頑張ります。全然(この時間から)どきません」と、まさかの展開となり、出川もずっこけ、一気に華やかな雰囲気に戻ることに。

 “新パーソナリティ”となる岡村は「ラジオは好きな空間です。5ヶ月間オールナイトニッポンを留守にしていたし、だから、5ヶ月で終わるかもしれません。曲紹介もしたことないし、フワフワっとしているし、地震の諸注意を言えるのか不安です。いざというとき、僕もパニクってしまうことがありますんで、ニッポン放送さんも了解していた。ワガママを聞いていただいたのもニッポン放送さんにありがたいと思っています。いまからどうなるか固めていかないといけません。矢部浩之にスペシャルウィークに来ていただいたりするかもしれません」と、率直な心境を口にしたが、出川は「茶番だ!」と、連呼しつつもこの発表を喜ぶ姿を見せていた。

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