人気声優・浪川大輔が7月26、27日の両日、東京・品川ステラボールで2ndソロライブ『Kiramune Presents DAISUKE NAMIKAWA 2nd Live “Banchetto”』を開催し、多くのファンが詰めかけた。
CONNECT(岩田光央、鈴村健一)、入野自由、神谷浩史、柿原徹也、岡本信彦、Trignal(江口拓也、木村良平、代永翼)、吉野裕行らが名を連ねるボイスアクターの新たな表現の可能性を追求するレーベル『Kiramune(キラミューン)』が贈るイベント。
26日公演開始前には浪川による影ナレーションが入り、注意事項の説明でもキャラ声でアナウンスしたりと、始まる前からファンを楽しませ、注意事項の最後では「帰らないでね」との呼びかけには、場内がドッと沸き上がることとなった。
ライブは『空色追想歌』から幕開け。グレージーンズに黒い上着を合わせ、1曲目から煽りまくり、会場のボルテージを一気に最高潮へ叩き込むと、イメージカラーの黄色いサイリウムも勢い良く揺れる。「みんな会いたかったぜ!」と叫ぶ浪川は、続く『Only Love』では、ダンサーを引きつれステップを披露したり、『ジギルとハイド』ではギターを手に生演奏で、ファンを魅了した。
MCでは、雨男というジンクスがあったが、この日は快晴だったため「顔から雨が降っているようです」と、体中に光る汗のことについてコメントし上機嫌になりつつ、本ライブタイトル『Banchetto』の意味を、「宴とか宴会みたいな感じで、無礼講みたいな感じです。『騒ごうぜ!』という気持ちでつけてみました」と、明かした。
さらに、前回のライブ(参照記事:浪川大輔 女子高生から端役まで1人数役映像上映!ゲスト吉野裕行も最後は飛び入り)でも好評だった浪川が女装で扮するステラや、ほかの役すべてを浪川が演じる1人芝居の映像上映がなされ、黄色い歓声が飛び交う一幕も。ほかにも、アフロヘアーのカツラにスパンコールのダンス衣装姿でマジックを披露するなど、目を引く演出も盛りだくさん。
後半戦では『ファンキー☆トゥナイト』から始まるメドレーから『Hand in Hand』、『Jump Out Loud』までの流れで舞台上で衣装替えを行い、場内に大量の紙吹雪が舞う中でのダンス、『ROCK STAR』でのマイクスタンドを使った演出などで魅せていた。
その後のMCで、「いろんな見せ方いろんな演出で、初めて来て頂いた方はもちろんですが、前回来ていただいた方にも楽しんでいただく為に、新鮮味を出せたらと思って。ダンスは何度も挫折したことがありましたが、それでもいつでも挑戦できるんだという姿を見せたかった」と、熱い胸の内を語る浪川。
「今回、ライブの準備時間は取ってもらっているんですが、新しい挑戦をするのに自分自身にいらつくことがあって、スタッフやバンドのみなさんの変わらない優しさに助けられました。1stライブをやらせて頂いたときの思い出が、糧になって本当にしんどい時も、きょうの光景が浮かんで頑張れました」と、心境を話すと、場内からはエールの声が飛びかった。
アンコール後の『スマイルエクササイズ』では、バンドメンバーやダンサーらと一緒に体操を行うこととなったが、ファンが間奏の合いの手で「ダイスケ!大好き!!」と大合唱!これには、浪川も大テレで素に戻るという一面見せつつ、『HEY!!』の歌唱を終え、「また絶対に一緒に走って頂ければ」と、ファンへ呼びかけていた。
■セットリスト
M1:空色追想歌
M2:Only Love
M3:デリンジャー
M4:Wonder fool world
M5:Natural
M6:ジギルとハイド
<映像コーナー>
<マジックコーナー>
M7:メドレー(ファンキー☆トゥナイト→ファンキー☆フィッシング→はろー☆ぴ~ぷる)
M8:Hand in Hand
M9:マボロシ・ファンタジスタ
M10:JAM packed TRAIN
<ダンスコーナー>
M11:ROCK STAR
M12:Alright!
M13:Jump Out Loud
M14:Dreamer
M15:UTAO
M16:Recollection
EN1:スマイルエクササイズ
EN2:HEY!!
※27日公演
EN1:スマイルエクササイズ
EN2:なりたいありたい
EN3:HEY!!