関ジャニ∞の安田章大（29）が13日、都内で主演舞台「ジュリエット通り」（作・演出：岩松了）の製作発表に共演の女優・大政絢（23）、渡辺真起子（45）、烏丸せつこ（59）、俳優・風間杜夫（65）とともに出席。自身3年ぶりの舞台となる安田は「久しぶりの舞台。どんな風にしごかれるのか楽しみ。また新しい自分が出てくると思う。いいチャンスをもらえたので、そのチャンスをつかみとりたい」と意気込んだ。
富裕層相手の高級娼婦館で働くごくありふれた主婦たちの売春を背景に、ロミオとジュリエットのような生まれたままの素直な感情をあらかじめ奪われた恋人たちが入り込んだ迷路を描く、現代人のための恋愛物語。
父への複雑な感情と、嫌悪すら持っていた女への愛に目覚め、激しい恋情に自分をコントロールできなくなる主人公・太一を演じる安田は「家庭と娼婦の館と、交わることのないものが交わるので、そこに生じる人間の葛藤を表現していきたい」とやる気満々。まだ台本ができていないというが、「自分でイメージをふくらましながら右往左往してやっていくのが役づくり。ゴールはない」と気を引き締めていた。
一方、知られざる過去を持つ娼婦でありながら純粋な太一に惹かれてしまうスイレン役の大政は今作が本格的な舞台への初出演。「お話を聞いたときはうれしいかったが、それよりも緊張と不安のほうがまだ大きい。（演出の）岩松さんにたくさんダメだしいただいて、自分自身も成長できたら」とフレッシュに。直近にバラエティ番組で共演している安田については「明るく関西弁で話しかけてくれる。安心してお力をお借りしたい」と頼りにしている様子だ。
そんな大政の印象を問われた安田は「ベッピン！だなと思った。ポップなキャラクターだなとも思った」とすでにゾッコン!? 最後はお題の”純粋”について、「何に対しても新鮮でありたい。それが純粋さ。生きていて、何にも刺激を受けなくなったら純粋ではなくなる」と持論を展開していた。
10月8日より東京・渋谷のBunkamura シアターコクーンで開幕！
