俳優・国広富之(58)の娘で女優の“リサ”こと谷内里早(18)の所属する、NHK Eテレから飛び出した18人組モデルユニット『すイエんサーガールズ』が18日、東京・サンシャインシティ池袋の噴水広場でCD『Sweet Answer』(日本コロムビア)とDVD『すイエんサー Season2』(ポニーキャニオン)発売を記念したイベントを11人で開催し300人のファンが詰めかけた。
同ユニットは、科学エンターテイメント番組『すイエんサー』(火曜、午後6時55分?)に出演している、ローティーン向けファッション雑誌『ピチレモン』(学研)のOG・現役モデルたち「すイエんサーガールズ」の中から、「超カンタンに歌が上手になるにはどうすればいいの??」という番組の視聴者からの質問を元に特番プロジェクトでの放送をきっかけに結成された。
科学の力で歌にかんするテクニックを盛り込み、2月15日に『Sweet Answer』でCDデビューとなった。作詞に歌手・平井堅の『Wonderful World』を手がけた藤林聖子氏、作曲に人気アイドルグループ『AKB48』の『ポニーテールとシュシュ』楽曲の多田慎也氏を迎え、「高い声がカンタンに出るスゴ技」などを駆使した振り付けに仕上がっている。
まずは、『Sweet Answer』のショートバージョンでファンをお出迎えした11人。同番組で身につけた『足が早くなる方法』や『火事場のバカ力をいつでも出す方法』などを科学的アプローチで得た成果を元気いっぱいに披露し「大成功!」の掛け声を全員で合わせると、歓声を浴びることに。
囲み会見では、センターの“まえのん”こと前田希美(18)が、CDとDVDの発売に「本当にほとんどみんな音楽の仕事が初めてで、まさかこんなCDを出す日が来ると思ってませんでした」と、喜びを。さらに、「練習時間もすごく少ないなか、みんなで集まって練習して、大変でしたね。実際に番組でやったことを見せることができて嬉しいですね」と、笑顔を見せる。
歌手・小林幸子(58)も絶賛したという同曲について谷内は、「(小林さんは)すごくノリがよくて、私たちの反応を見てくれて、すごく親切で、エンディングに『OK!』ってすぐ言ってくれて感謝を忘れちゃいけないなあと思って」と、感慨深げ。
番組中のエピソードを“りさこ”こと伊藤梨沙子(16)は、「私もゆで卵の黄身を中心にする実験で2日かかった、台本のない番組なので、自分たちが考えないと終わらないんだなって。解決したときは達成感がものすごいです」と、だいぶ試行錯誤を重ねているよう。これから番組でやってみたいことについて、“ちー”こと藤井千帆(16)は、「眠くならない方法がいいです。授業中で眠いことがあって、眠気を取る方法をすごい知りたい」と、希望を明かしていた。
DVDについて、谷内が、「『すイエんサー』を見てなかった人も最初から最後まで見れるのでぜひ」といえば、前田は、「子供から大人まで楽しめる番組です。曲をヒットさせる方法?考えていきたいと思います!」と意欲を見せると、11人で楽しげにその場を後にした。
会場は、“アイドルの聖地”と言われ、昔から、アイドルイベントが多く開かれる場所で、普段は、男性ファンで埋め尽くされる事も多いが、この日は、ローティーンの子たちが多く詰めかけ、お目当てのモデルの女の子たちの名前を口々に言っては手を振り、「ちょー可愛い」「手ぇー振ってくれた」と、はしゃいでいる姿があちこちでみられた。
【ほか出演者】
“ちな”こと小川千菜美(16)、“まな”こと江野沢愛美(15)、“あかりん”こと山田朱莉(15)、“そら”こと岩田宙(16)、“かりん”こと荻野可鈴(16)、“ゆうみん”志田友美(15)