タレント・高橋真麻（32）が30日、都内で映画「サンシャイン♪ 歌声が響く街」（監督：デクスター・フレッチャー／配給：ギャガ）のPRイベントに、お笑いコンビ・弾丸ジャッキーのオラキオ（36）率いるオラキオ体操クラブとともに出席した。
真麻は作品のテーマにちなんで、この日が初の公の場となるオラキオ体操クラブとダンスでコラボ。得意の即興歌を披露し「みんなでやるとワイワイ盛り上がれて楽しかった」とご満悦だったが、以前、番組ロケで一緒に仕事したことがあるというオラキオに「真麻さん、大失恋した直後の陶芸のロケで、みんなが柄とか線とか描いているのに、『きょうよりもあしたは幸せになる」って重いメッセージを書いていた」と暴露され、思わず苦笑い。ずぶ濡れ中継が話題になった昨年とは一転、今年の隅田川花火大会は順調にレポートしたが「花火大会は晴れて無事中継できました〜♪ 仕事も順調♪ 毎日楽しく〜♪ あとは一緒に海に行く人を見つけるだけ〜♪」と得意の即興歌で笑顔で近況報告した。
作品は英国で熱烈に愛されたミュージカルの映画化で、’80年代の名曲にのせて贈る、涙と喜びにあふれた家族と、彼らを取り巻く人々の感動の物語。結婚25年の仲睦まじい夫婦に、突然、24歳になる夫の隠し子が発覚したり、恋人からの公開プロポーズを断り自分の道を進む娘など、家族それぞれの濃密な人間模様が描かれているが、真麻は「歌で表現するとより、ニュアンスが繊細に伝わってくる。登場人物それぞれに感情移入できた。まさに人にドラマありき」としつつも、自身のプライベートでは「私は仲のいい家族しか知らないし、うちの両親はまったくケンカをしないので、世の中の夫婦がどういう理由でケンカをするのかわからない。でも（作品を観て）結婚するって大変なんだなと思った。世の中の結婚している人はスゴい。両親を見ていて、結婚は喜びは2倍、3倍に。辛いことは痛み分けして半分になるイメージ」と持論を展開した。
作品にちなんで、サプライズプロポーズについては「サプライズでもそうでなくても何でもいい。理想を持っていると実際のときにガッカリするといわれて、やめた」とバッサリ。結婚についても「自分にはほど遠くてハードルが高い。だって、いいお相手を見つけて、そこから1年ぐらいお付き合いをしてからでしょう…」とまだまだ先の様子だ。
この日は得意の即興歌を披露した真麻だが、「ミュージカルは好き。（自分は）もともと私生活でも思わず歌いたくなっちゃうタイプ。抑えきれない想いをメロディーにのせると繊細なニュアンスまで伝わりやすかったする。うちは母親が朝、『おはよう〜♪』って歌いながら起こす家。中高生のときはウザイなと思ったこともあったが、乗り越えると楽しい家族と思えるようになった。いまでも急に歌い出したくなることがあって、（局アナ時代も）通路で歌ってた。でも、みなさんがそういう世の中になったら、もっと楽しくなると思う」としみじみと歌の効用を力説していた。
8月1日公開。
