お笑いコンビ『爆笑問題』の田中裕二（49）と太田光（49）が18日、千葉・幕張メッセ国際展示場10、11ホールで『宇宙博 2014―NASA・JAXAの挑戦』プレス内覧会に登場した。
本博は、19日から9月23日まで同所で開催。米国外で初めて出展される火星探査車『キュリオシティ』のNASA製作実物大モデル機や、実物大モデルの『アポロ17号』司令船と着水時に使用された実物のパラシュートなどの貴重な展示から、実際に内部に入ることのできる国際宇宙ステーション（ISS）の『きぼう』日本実験棟（実物大モデル）や、触れることのできる隕石などの体験型展示まで、宇宙を触って体感できるものとなっている。
宇宙博の印象を問われ、まだ全体を観ていないという田中は「大掛かりな展示があって、隅々まで見るのは時間がかかると思いますけどじっくり観たい」と、興味津々。
日本の国際宇宙ステーションである『きぼう』の中を通って現れた2人だったが、太田は、「僕はここで働いていたので久しぶり、控室としてはとてもいい。田中にもちょうどいい」と、ボケをかましつつ、田中は「ここに若田さんらが乗ったというのでどんなふうかなと思っていたのが対比できる」と、しっかりフォローしてまとめる。
『きぼう』の話は続き、『きぼう』に乗ってしたいことを問われると、「ネコと一緒に地球を観たい」（田中）、「地球は本当に存在するのか観てみたい。あとはドリフみたいに宇宙コントをしてみたい」（太田）と、コメント。
そこから転じて、最近、女優・中山美穂（44）と離婚し話題のミュージシャンで俳優・辻仁成（54）が爆笑問題の事務所『タイタン』へ移籍されると報じられていることから、報道陣から「（辻は）タイタンに希望を持ってる？」と、星にもかけたような質問を寄せると、太田は「辻さん“きぼう”なさそう」と、うまい返しに報道陣は大爆笑。実際、辻のことについて田中は「みなさんと同じタイミングでネットニュースで知った」というと、太田は「俺らも寝耳に水だったヘタしたら“ミポリン（中山美穂）”と同じタイミングだった」と、しみじみ。
事務所の先輩として辻へのコメントを求められると、田中は「俺も離婚の先輩なんで、いろんなところで先輩だと思います」と、エールを送っていた。
太田からは「僕らの時代は宇宙飛行士は夢のようだったけど、現実に近い形でこうして展示されている。どこを観てもおもしろくてためになる。ディズニーに飽きた人は寄り道せずこちらへ」とアピールし、田中は、「宇宙に興味がある人はもちろん、そうでない人も楽しめる展示がある。はやぶさとか、アポロとか、たくさん楽しい展示があるのでこの夏は親子で訪れてもらってもいいと思う。自由研究課題にも持ってこい！10年、20年後にこの展覧会を観たから宇宙飛行士になったという子供も出てきてほしい」と、願いを込めてPRしていた。
