
歌手・藍井エイルが7月4日(現地時間)、アメリカ合衆国ロサンゼルスで開催中の『Anime Expo』でライブを開催した。
『Anime Expo』とは、1992年から毎年行われている北米最大のアニメコンベンション。昨年は、延べ16万人、6万人のユニークユーザーが来場する盛り上がりを見せている。
今年は、ロサンゼルス・コンベンション・センターにて7月3日から6日までの4日間に渡って開催され、2日間で既に7万人に到達する勢いで、全米のみならず世界中からアニメファンが集まっている。

藍井のアメリカでのライブは、昨年の3月にシアトルで行われた『SAKURA-CON』以来、2回目。今回は、自身がオープニングテーマを担当したTVアニメ『キルラキル』とのスペシャルコラボライブという形態で行われ、『キルラキル』のオープニングテーマ『シリウス』や同挿入歌『サンビカ』を含む全9曲、1時間弱のステージを行なった。
チケットが完売するなか、会場を埋め尽くした3500人の熱烈なファンがお馴染みの「エイ、エイ、ルー!」コールをする中、SEに乗って登場すると、ステージでは、圧巻の歌唱力で魅了し、会場は終始大歓声に包まれることに。「必死に練習しました…」と言う英語でのMCも、会場に集まったファンにはしっかり届き、来月リリースされる新曲『IGNITE』を先行で披露するなど、集まったファンも大満足のものとなった。
ラストは、前出の「シリウス」で締め、「I want to come back soon !」(またすぐに戻ってきたいと思います!)のMCに、会場からは大きな歓声と拍手が送られていた。

また、今回の演出の一環として、海外では初となる『FreFlow(フリフラ)』が導入。フリフラは、無線での遠隔操作による中央制御が可能なペンライトで、この日集まった3500人のファンは、自分自身が演出の一部になるもの珍しさを感じつつも、照明と一体化した美しい光景を作り出していた。
今月末には、アジア最大のアニメコンベンション『ACG香港』への出演が決まっている藍井。着々と海外でのスケールアップも進む中、国内では、10~11月に、東京はTOKYO DOME CITY HALL、大阪はNHK大阪ホールでホールワンマンを行うことが決定するなど勢いを見せており、8月20日には、通算7枚目となるニューシングル「IGINITE」(TVアニメ『ソードアート・オンラインⅡ』OPテーマ)の発売を控え、『めざましライブ』『OTODAMA 2014』や『アニサマ2014』にも出演するなど、世界を股にかけ、成長を見せている。