人気アイドルグループ『AKB48』の“ゆりあ”木崎ゆりあ(18、チーム4副キャプテン)、“こじまこ”小嶋真子(17、チームK)、“もえちゃん”相笠萌(16)、“いずりーな”伊豆田莉奈(18、チームB)、“みーおん”向井地美音(16、チーム4)、“たのちゃん”田野優花(17、チームK)が5月28日、都内で行われた『DARTSLIVE×AKB48 ダーツに挑戦!プロジェクト記者発表会』に出席した。
イベントの冒頭、ゆりあから、「先日、悲しい出来事が起きてしまったのですけれど、りっちゃん(川栄李奈)と、あんにん(入山杏奈)と、スタッフさんには早く元気になって、またいっしょにお仕事をしたいなと思います。そして、私たちも、今できることを一生懸命、元気にやっていきたいなと思いますので、これからもAKB48をよろしくお願いします」と、事件について言及したあいさつがあった。
しかし、その後流れたのがお笑いコンビ『おきやはぎ』の小木博明(42)からのなんともライトなビデオでの今回のプロジェクトの趣旨説明だったこともあり、メンバーたちも切り替えて、明るく元気にイベントを盛り上げた。
同プロジェクトは、ダーツの魅力をより多くの人に知ってもらおうと人気グループのAKB48とコラボ。ダーツ未経験のAKB48のメンバーたちが、「A」「K」「B」「4」の4チームに分かれ、競い合いながらダーツの腕前を上達させていき、その魅力をより多くの人に伝えていくというもの。
気になる【選抜メンバー】は以下のとおり。
チームA:中西智代梨、中村麻里子、武藤十夢
チームK:相笠萌、小嶋真子、田野優花
チームB:伊豆田莉奈、小笠原茉由、高橋朱里
チーム4:加藤玲奈、木崎ゆりあ、向井地美音
3人1組で競技に参加できるのは2人まで(1人補欠)。4チームでの対抗戦に優勝したチームは、9月に行われる『ソフトダーツU22トーナメント全国大会』のチャンピオンとエキシビジョンマッチを行い、真のダーツ日本一に挑戦する権利が与えられる。
初めて、プロジェクトの内容を聞かされた出席メンバーたち。ゆりあは、「U-22チャンピオン」に挑戦できると聞き、「すご~い!」と、驚く。
発表会では、そんな木崎と小嶋が、さっそく、ダーツをプレイすることに。ともに3本ずつ投げ、先に投げた木崎は、3本とも命中させ「5点」「5点」「11点」の合計「61点」だったのに対し、こじまこは、1投目を外し、「0点」だったが、2投目でなんと、的のほぼ中心(ブルと呼ばれるところ)に当てるナイスショットで「50点」ゲット。3投目も「2点」のトリプルに当て「6点」で合計「56点」。
2人のプレイを見た星野プロから、「初めて投げる人は届かない人もいるのにすごい」と、絶賛されると、他のメンバーたちも俄然やる気に満ち、「4ヶ月あるんだから」と、自信に満ちたコメントが。自宅にダーツがあるという田野は「自主練習はバリバリできますよ!」と、早くも戦いは始まっていると言わんばかりの闘争心。
U-22チャンピオンに「勝っちゃったらどうしよう」と、盛り上がるメンバーたち。報道陣から、「相手はチャンピオンですよ?」と問われても、自宅に壁掛けのダーツがあるという田野は、「やってみなければわからないじゃないですか。チャンピオンが調子悪いかもしれませんから」と、不屈のAKB魂を見せて気合を入れていた。
木崎はメンバーを代表して「他のチームに負けないように一生懸命頑張りたいと思います。チームで協力して支えあっていけば…」と勝利に向けて熱く意気込んだ。優勝するつもりは?と突っ込まれると「あります!と、言っておきましょう」と決意を新たにしていた。
チームKは3人揃っており、「3人でうち(田野)に合宿しよう」と結束を強めたが、「誰が補欠?」と突っ込まれると、こじまこはブルに入れたので一歩リード。相笠と田野の争いだが、「家にダーツがある」という田野は譲らず、「相笠が補欠で」というと、「わたしもやったことないですけど、やったらうまいかもしれない」と、こじまこの奇跡のショットを念頭に。すると、「じゃ、私」と、田野。
ダーツには運動神経や集中力が必要になるというが、木崎は、「かとれな(加藤玲奈)が心配です。1本投げただけで、『ああ、疲れた!』ってなっちゃうんじゃないかと(笑)」とジョークを交えてイベントを盛り上げつつ、早くもチームマネージメントに着手している様子だった。
ゆりあは、「みんな基本、初心者めの子が多いので、うまくいかなかったり、外れちゃうこともたくさんあると思うのですが、チームで協力して支え合って行きながら、もっと、もっと、上を目指していきたいです」
こじまこは、「ダーツはまったく経験もなく、(真ん中に命中したのは)運が良かったのでは。運でいきたいと思います」
たのちゃんは、「家にダーツがあるのでたまにやっていました。お父さんに投げ方を教えてもらっています。2回連続で真ん中に当てたことがあります。ど真ん中も、たまに当てます!でも、真ん中に当てるぞという気持ちではやっているのですが、技術的にはまだまだです」
みーおんは、「本物の台を見るのも初めてです。でも、実は運動は苦手なのです。けど、アーチェリーを1回やったことがあります。やったときはアーチェリーが得意だったんです。なので、もしかしたら、練習したら得意になるかもしれません。(何か関係あるの?)的に当てるのは一緒だからダーツも。他のチームに負けないように頑張ります!」
ダーツバーで働いていそうといわれたもえちゃんは、「見た目ではダーツが上手そうって言われるのですが、特にやったことはありません。けど、4か月あるということなので、練習して、うまそうと言われるので、ほんとうにうまくなれればいいなと思います」
いずりーなは、「経験はないのですが、大雑把な性格なので、投げ方が雑かなと思います。でも、それで逆に真ん中とか行っちゃうんじゃないかと思います。運動をするのは大好きで、運動オンチの方でもなく、飲み込みも早いほうだと思いますので、成長しやすいんじゃないかと思っています。自信はあります!」
そして、間近に迫った「AKB48 37thシングル 選抜総選挙」(6月7日開票)については、速報で24位につけたゆりあは、「前回は22位だったので、それより上に行けたらとは思っています。気負わずイベントとして楽しみたい」と語るも、「選抜メンバー入りは狙って目指しています。12位!前回はダブルピースだったので、今回はワンピース(12位)はいきたい」と、笑顔を見せながら、意気込みを語った。」と意気込んでいた。
また、ゆりあは20日に行われたバラエティー番組「めちゃ×2イケてるッ!」(フジテレビ系)のテレビ収録のリハーサル時に左手首を骨折(左手関節橈骨(とうこつ)遠位端骨折)したが、患部には包帯もなく、特に気にする様子も居たがって顔をしかめることもなかった。元気に右手でダーツを投げたり、拍手するなど表面的には普通に見えた。