女優・神田沙也加(27)が4日、都内で江ノ島盾子役で出演する舞台『ダンガンロンパ THE STAGE ~希望の学園と絶望の高校生~』(演出:石田明)制作発表会見に登場した。
シリーズ累計60万本の売り上げ人気の大ヒット推理ゲーム『ダンガンロンパ』が原作。超高校級のエリートのみが入学できる私立『希望ヶ峰学園』に閉じ込められた個性豊かなキャラクターたち15人が生徒同士で殺し合いをすることを強要されることに。さらに、同級生を殺した犯人を“学級裁判“により推理し突き止めていくというスリリングな展開も楽しめるものとなる。
神田は『ダンガンロンパ』の大ファンといい、「私は『ダンガンロンパ』のゲーム・アニメともに大好きでして、舞台化がやっと来たなという感じでした。先程から、会場に映像とか音楽が流れていますけど、鳥肌が立っています」と、いちファンとして喜びを。
そんな原作好きなため、「原作が好きな人って、実写化されることにある程度の不安があったりとか、ゲーム・アニメの演出をどうするかというのはあると思います」と、ファンの気持ちを代弁しつつも、「台本を読んだ時点で『なるほどね!こう来るか!』というのがありました」と、うならせるものだったという。
そんななか、江ノ島を演じられることに、「私とダンガンロンパの世界が交わることがあれば舞台しかないと思っていましたので、心待ちにしていました」と、感謝にも似たコメントを口にし、役作りとしては、「私自身、ギャルだったことはないですけど、ギャルの雑誌だったりとか、渋谷の街だったりとか、いろんなデータベースを作っていきたい」と、これから学んでいくという姿勢を見せることに。
すると、演出の『NON STYLE』石田明は、「うちの嫁が22歳なんで、周りはギャルばかりなんで何でも聞いてください」と、早速演出家の仕事を果たそうと払拭していた。
また、会見最後にはスクリーンでビジュアルが神田扮する江ノ島盾子の画像が公開され、コスチュームを着た時点でこれからいろんな角度から江ノ島盾子ちゃんを演じたい」と気合を入れると、苗木誠役・本郷奏多(23)も「ビシッと決まってっカッコイイ。クオリティーが高いですね。存在感もしっかりです」と太鼓判で、石田は、「天津向がいなくてよかった萌えて萌えて仕方がないと思いますよ」と、太鼓判だった。
この日は、神田のほか、苗木誠役・本郷奏多(23)、霧切響子役:岡本玲(23)、十神白夜役:小澤亮太(26)、腐川冬子役:大沢ひかる(19)、大和田紋土役:八神蓮(28)、葉隠康比呂(Wキャスト)役:松風雅也(37)、石丸清多夏役:高木万平(28)、アイドルグループ『NMB48』“れいにゃん”こと朝日奈葵(Wキャスト)役:藤江れいな(20)、『AKB48』の不二咲千尋(Wキャスト)役:石田晴香(20)、『PASSPO☆』の不二咲千尋(Wキャスト)役:奥仲麻琴(20)、桑田怜恩役:宮下雄也(28)、セレスティア・ルーデンベルク役:池端レイナ(26)、朝日奈葵(Wキャスト)役:大島なぎさ(22)、お笑いコンビ『カーニバル』で大神さくら役:山口ゆきえ(32)、葉隠康比呂(Wキャスト)役:石田明(34)、監修を担当する小高和剛さんが登壇し会見となった。
なお、ほかのキャストは映像出演で希望ヶ峰学園の学園長を風間トオルが、声の出演でモノクマ・大山のぶ代が務めることが発表された。また、舞園さやか役・田中ひなこ、山田一二三役の『天津』向清太朗は欠席となった。