お笑いコンビ『サンドウィッチマン』の富澤たけし（40）、伊達みきお（39）、お笑いタレント・マギー審司（40）、狩野英孝（32）、トミドコロ（32）が4日、東京・タワーレコード渋谷店で『東北魂TV』（エイベックス）DVD発売記念イベント！トーク＆握手会／携帯カメラ撮影会を開いた。
東北出身の芸人らが「笑いで日本を元気にする！」をテーマにオリジナルコントを披露するBSフジの人気バラエティ番組『東北魂TV』のDVDの発売を記念したイベント。『～ギターをなくしたバンドマン編～』『～世間をあざむくニューハーフ編～』『～みちのく元気旅でお腹いっぱい編～』を買い上げたファン向けのものとなる。
東北魂Tシャツ姿で現れた6人。DVDの説明で、マギーが手品を教えるというものもあるそうだが、狩野が「プライベートでも使ってます。キャバクラで」と言うと、すかさず伊達が「キャバクラはやめろって言ってるだろ」と、ピシャリ。鳥居は、「また撮られるよ」と、かつて、“フライデー”され、苦い思いを味わった狩野をチクリと制し、富澤は「俺たち結婚届に名前書いたのに」と、ため息をついた。
もうすぐ七夕ということもあいまって、6人それぞれが短冊に願い事を披露するというコーナーへ。3年間ともに『東北魂』として活動していることから、仲がいいかと思いきや、鳥居は「嫌な部分しか見えない」と話し、場内は爆笑。
まずは、トミドコロが富澤へ「前室にキャラを持ち込まないでほしい！なりきりすぎて、重いキャラをやった後だとその空気が前室に漂ってる」と訴えたり、マギーが鳥居へ、「マネージャーをもっと大事にしてほしい」と訴えると、鳥居は「マネージャーは元後輩芸人なのよ。だからゴミのようにあつかっていい。2人になるとタメ口だもん。本当に仲いいからいいんだよ」と、意外な関係性を明かした。
ほかにも、富澤が狩野へ「英孝ちゃんへ、もうやめてほしい」と、“何を”という部分が抜けた意味深な短冊をつづる。富澤は「芸人もそうだし…家でじっとしててほしい」と、イジって笑いを誘うと、狩野は「やめませんよ！」と、必死！その逆襲に、狩野は『サンドウィッチマン』に、「勝手に実家に来ないでほしい。実家の母親からメールが来て、実家のお茶の間でお茶飲んでた」と、仲がいいエピソードを披露していた。
トドメに、鳥居は、トミドコロが『東北魂』のバーターになっていることを長文で訴え、爆笑の渦に巻き込んだが、七夕ギャグを披露させられることとなり、見事に滑ってしまい周りから「タナバーター！」との声をかけられ、またも場内は笑いが沸いた。
また、この日、なぜか手袋をしていた鳥居だが、このことには、「ラッツアンドスターのマネではなくて、ブヨに刺されて、全身に毒が回って、いまじんましんが、全身にでちゃってるんです。だから、握手会で汚いものとか触らないほうがいいというので」と冗談で笑わせつつ、「汗とかが手につくと良くないらしいので、本当はドクターストップということだったんですけど、手袋できました」と、ファンとの触れ合いを大事にするプロ根性を見せた。
そんな、笑いであふれたイベントとなったが、伊達はもう1つ願い事「東北復興」を披露し、『東北魂』発足となった東日本大震災からの復興を強く誓うという一幕もあった。
