アイドルグループ『アイドリング!!!』の“あみみ”菊地亜美(23)とお笑いトリオ『ダチョウ倶楽部』の肥後克広(51)、寺門ジモン(51)、上島龍平(53)の3人が6月30日、東京・あきる野市の東京サマーランドにて新アトラクション「DEKASLA」(デカスラ)のお披露目発表会に出席した。
東京サマーランドに新しく登場する日本初の最強アトラクション「DEKASLA」は、左側のトンネル部分と右側の巨大な蓄音機のスピーカーを思わせるアサガオの花のような形状が特徴。高さ約19メートルのスタート台から4~6人乗りの専用ボートに乗り込みスタート。
水流に乗ったコース序盤は闇に包まれた曲がりくねったトンネルを滑走。そこを抜けると、最大の絶叫ポイントである“アサガオの花”へ。最大斜度47度の斜面を上昇・下降を繰り返し、奥へ吸い込まれるように終盤を迎える。全高約24メートル、コース全長131メートル、総工費約5億円の日本初最強のアトラクションだ。
一足早く体験することになったあみみとダチョウ倶楽部。しかし、スタッフが2人乗り込むため、残り3枠となった“席”を、最強エピソードを披露した人から選ぶことに。
菊地は「お母さんが(家に)来てるんですけど、部屋の隅とかまで掃除してくれて、部屋がすごく綺麗になった。お母さん最強だなと。3ヶ月に1度は来てください」と微妙な感じで自慢。すると、寺門に「(これから)最強に部屋が汚いアイドルでいいじゃん」と、イジられ、笑いながら否定していた。
ダチョウ倶楽部の上島は、「最強と言えば『お笑いウルトラクイズ』ですよ。昔バスごと海に沈められたことがあった。海が荒れてて漁師さんも船を出さないのにバスが出た」と、伝説のエピソードを披露。さらに、「我々の熱湯風呂と熱々おでんは伝統芸です。来年こそサマーランドに熱湯風呂コーナーを作ってほしい。夢なんです」と、お願いする。
この最強のお願いに寺門、肥後、菊地は脱帽。しかし上島は突然「お腹が痛い」と言い出す。「じゃ、俺が」「俺が」「私が」と肥後、寺門、あみみが手を上げ、最後に上島が手を上げて、「どうぞ、どうぞ、どうぞ」の“お家芸”を。上島は、「ボクは水虫をこじらせてるんでね…」と、笑わせる。実際に、腰を痛めているため本当に辞退。
リーダーの肥後、寺門、あみみで2回連続体験することに。3人がデカスラに乗ったところ、「わー!」と大きな叫び声を上げながら大興奮。あみみは、「最初はちょっと怖いのかなと思って、上に行くとドキドキしました。(乗ってみると)予測できない方向に行ったり、スピードがいきなり出たりするので、すごい楽しめました。座る位置によって違うから何回も楽しめる」と、びしょ濡れながらもにっこり。
寺門は「怖いけど安定感ある。映画の中である滝を落ちてく(シーンを体験した)みたい」と言い、肥後は、「何あのでっかいところ!」と、それぞれ興奮気味に語った。
アトラクションに乗らなかった上島は、「すごく楽しそうだった。乗ってみたかったな~。(降りて来たときの)表情を見てたら楽しそうだった」と、うらやましそうに語る。それでも、「(アトラクションから聞こえる)男の声で“ウォ~”、女の声で“キャー”って中でお前ら何やってんだよ!」と、悔し紛れにツッコムと、寺門は、「密着感があって、親密になれますよ。(スタッフで乗り込んだ女の子たちの)電話番号とアドレス聞いちゃったもん」と、悪ノリ。
また、あみみは、ダチョウ倶楽部の「どうぞ、どうぞ、どうぞ」や「ジャンプ」を一緒にやったり、「クルリンパ」「ヤー!!」「ムッシュムラムラ」などのギャグを間近で見て、「生で見られた~」と大興奮だった。
同新アトラクションは7月1日より夏季限定でオープン。