俳優・桜田通（22）が22日、東京・福家書店新宿サブナード店でPHOTO BOOK『さくらだ』（ワニブックス）発売記念イベントを開き1500人のファンが集結した。
ミュージカル『テニスの王子様』の越前リョーマ役で名を馳せ、『劇場版 さらば仮面ライダー電王ファイナル・カウントダウン』にて野上幸太郎／NEW電王役で主演。最近でも『嵐』の二宮和也（31）主演ドラマ『弱くても勝てます～青志先生とへっぽこ高校球児の野望～』で志方英介役で出演し注目を浴び、7月公開の映画『MARCHING-明日へ-』、9月公開の映画『がじまる食堂の恋』と、次々と控えるなど成長株の桜田。本作では、生い立ち、恋愛観、仕事観、ロンドン留学中に書いていた桜田本人の日記など、さまざまなことが丸わかりとなる1冊に仕上がっている。
握手会前に、カジュアルな装いで報道陣の前に登場した桜田は、「初めてこういった本を出させていただいたのですが、正直まだ実感が沸かないんです。どこを切り取っても自分しかいないという本がこの世の中にあるというのが信じられなくて。手をとってもらえることが嬉しいし、この後の握手会で実感するんだと思います」と、しみじみ。
写真集のタイトルがひらがなとなったことに、「ひらがなの感じが一番しっくり来たんです」。お気に入りのカットへは、「服が好きなので好きなスタイリングと一番良く見えたかなって思います。ちょっと雰囲気が強い写真になってますね」と、理由を挙げることも。
ちなみに、本作の出来について、二宮も見てコメントしてくれたそうで、「『弱くても勝てます』では前髪がぱっつんだったので、僕のこういう姿を見慣れてないので『気持ち悪ぃ』と言ってました（苦笑）でも、『お前もこういうやつなんだもんな。ちょっと見慣れなくて気持ちが悪いよ』って」と、感想を語っていた。
さらに、半年間のロンドン留学のことも触れている本作へ、桜田は、「ものすごく苦しかった。短かったですけど、日本はすごく優しい環境だったんだなって。この期間中は部ログを更新してなくて、その期間のことが今回のフォトブックにはつづられています」と、振り返る。
報道陣からどんな部分がつらかったのかと問われると、「言葉が通じなかったのが、日本では味わえないつらさと楽しさでした」と、挙げると逆に楽しかったかことへは、「ミュージカルを観れたりとか。語学学校の友達と海とか行ったりして」と、いろんな意味でいい思い出になったようだった。
また、本作が名古屋・大阪・福岡でも急きょイベントの開催が決まったことへ、「とにかく、感謝という気持ちしかありません。どうしても東京がとなってしまいますが、いわゆる名古屋とばしということがあったりするので、普段会えない方もいらして頂けるおt思うので、嬉しいです」と、メッセージを寄せていた。
「これはある種、いろんな方の協力があって、これを知ってくださる方がいるからできたので、満点かなと思っています」と、笑みを浮かべていた桜田。「待ち望んで下っている方が少しでもいたんだなというのが嬉しいですし、仕事を始めて、やっと1作目として出せる。最初で最後ではないないと思いたいけど、この後、僕どうすればいいんだろうと思うくらい。次は何年後か分かりませんが、ちゃんと成長しないと出せない。プレッシャーになるであろうと思わせてくれる1作目ができたので、手に取って見て頂けたら」と、熱く思いの丈を語っていた。
1stPHOTO BOOK『さくらだ』はA4判112ページ2100円（税抜）で好評発売中！
