乃木坂46の伊藤寧々(18)、中田花奈(19)、能條愛未(19)が22日、都内のシネマート新宿で
伊藤主演の映画『杉沢村都市伝説 劇場版』(監督:鳥居康剛/配給:チャンスイン)完成披露イベントに登場した。
乃木坂人気メンバーが挑戦する『最強都市伝説』三部作の最後を飾る『杉沢村都市伝説』。伊藤演じる裕子は友人3人とインターネット上で話題となっている都市伝説の真相を探るべく動画を撮影しネット上で公開していた。そんな中、友人のひとりが失踪してしまう…というストーリー。6月28日シネマート六本木ほか、全国順次ロードショー。
本編上映終了後に行われた舞台挨拶におそろいの白い衣装で登場した3人。集まったファンからの歓声に迎えられた。
伊藤「『杉沢村都市伝説』主演を務めさせていただきました伊藤寧々です。今日はよろしくお願いします!」
能條「本日起こしくださった皆様ありがとうございました。能條愛未です! よろしくお願いします」
中田「はい、上から読んでも、下から読んでも〜、中田花奈。横から読むと〜?」
会場「ダ〜〜っ!」
中田「ありがとうございます(笑)。ホラーの後にこんな…空気の中ありがとうございました。中田花奈です。本日はよろしくおねがいします」
伊藤「愛未と花奈の二部作を待っての私の公開だったので、すごいもう、どんなふうに出来上がってるのかと、ほんとに。愛未ので私すごい大号泣しちゃったので(笑)。自分のがどうなるかすごい不安だったんですけど、愛未も花奈も『すごい面白かった』って言ってくれたので、本当に…感動しました!」
司会「どういうところが怖かったですか?」
伊藤「赤い服の人とか」
会場(笑)
司会「ホラー作品をやってみて実際どうでした?」
伊藤「撮影に入ってからは大丈夫だったんですけど、台本を読むのが大変でした。ひとりで家でこうやって(台本を指先でつまみ遠ざけながら)。“おばあさん出てきた!”とか」
能條「おばあさんめっちゃ怖かった! ちょくちょく出てくるんだもん! いつ出てくるかわからない。本当に怖くて。私ホラー好きなんですけど、おばあさんが本当にコワイ。いきなり出てくるじゃない? いきなり血浴びてるじゃない? あれとか本当にコワイし、ねー? 本当に純粋にコワイ!」
伊藤「(落ち着いたトーンで)うん。ありがとう」
会場(笑)
中田「私もホラー大好きなんですけど、終始怖くて、ずっとドキドキしてて。(伊藤が)ホラー嫌いなのに、嫌いっていうか、ホラー苦手なのに撮影とかよくがんばったなと思って、終わった後感動しました」
伊藤「ありがとう〜!」
司会「撮影は緊迫したシーンが多くて大変だったんじゃないでしょうか?」
伊藤「足と手を縛られているシーンがあるんですけど。足と手を縛られたことなかったので」
会場(笑)
中田「普通そうだよ! 縛られたことあるって言ったらビックリだよ!」
伊藤「動けないんですよね。本当に。畳の上めっちゃ痛いし。あのシーンが一番大変だったのと、う〜んそうだな、トンネルのシーンがめっちゃ怖かった。夜にトンネルに行ったんですけど、街頭がないんですよ」
能條「コワイ」
伊藤「自分たちの懐中電灯だけで歩いて…怖かった…」
中田「怖いよね〜」
司会「いよいよ公開となるのですが、心境は?」
伊藤「今日もこんなんも沢山の方が私がスクリーンに出ているのを、観ているんですよ」
会場(笑)
伊藤「こうやって今日来てくださった方じゃない方にもいっぱい観てもらえるかなと思ったら楽しみです。私の映画はホラーでもあるんですけど兄弟愛とか、お兄ちゃんと彼女の絆とか、お兄ちゃんの彼女と裕子(主人公)ちゃんの絆とかいろいろ感動出来る箇所がいくつかあると思うのでそこに注目して観ていただけたら」
中田「あと、『お兄ちゃん』って言ってるのがすごいかわいいかった」
会場「かわいかった!(拍手)」
中田「女だけど、言われたいなと思っちゃった。ホラーの怖い恐怖感のドキドキ感とキュンっていうドキドキ感が」
能條「途中で寧々が血まみれの顔でさ、『お兄ちゃん!』ってギュッてハグ。かわいかったねえ〜」
司会「公開日に登壇されるのですが、その時は伊藤さんおひとり」
伊藤「今もけっこうフォローしてもらってるので、すごい不安なんですけど。またもう一回共演者の方に会えるのもすごく嬉しいのでもう一回来てください。ぜひ」
能條「やっぱり、私はすごい緊張して。終わった後に“あ〜、あそこ見所あったな”とか思い返すといろいろあったなっていうのがあったので、しっかり寧々にはあますところなく見所とかこういうところを見て欲しいとか伝えて欲しいと思います」
中田「私でも、私前回の『デスブログ 劇場版』の3人でやった完成披露の舞台挨拶来てくださった方います? あ、けっこういる! すごいあたふたして緊張して混乱して何やってるかわかんなくなっちゃって。それがあったから初日舞台挨拶はそれよりは全然緊張しなくてできたんですけど。たぶん、寧々ならなんでもできると思うんだ。だから大丈夫。ウチがアドバイスできることじゃないからさ」
一同(笑)
司会「ここで恒例となりました◯×でお答えいただく質疑応答の時間になります。三部作で『私の作品が一番面白いと思う?』」
結果は全員◯。自分の作品が一番面白いと回答。
伊藤「これは一応ね。がんばったしね、それぞれ」
能條「自己主張しとかないと(笑)」
中田「映画は終わっちゃったけどDVDが発売されるからね、ウチらも」
司会「続いての質問ですが、3作品の中で『私の演技が一番上手?』」
中田「そういう質問ですか〜(苦笑)。謙虚な乃木坂なはずですけど」
伊藤「どっちにする?」
結果は全員×。
能條「乃木坂は謙虚なんですよ。のびしろがあるんですよ私たち」
会場(笑)
司会「次の質問は『本当は恋愛映画がしたい?』
中田「ちょっとまたこれ〜前も質問されたことある(苦笑)」
結果は伊藤は×。能條と中田は◯。
伊藤「あんまり。そんな(ジャンルにこだわりはない)」
中田「なんかウチら…(苦笑)」
司会「こだわりなくいろいろやりたいということですね」
伊藤「そうです」
能條「私たちもそうですよ!」
中田「ウチもそうですよ!」
司会「能條さんはどんな恋愛映画を?」
会場「おお〜?」
能條「学園ものとかそういうのを、制服とか着て甘酸っぱい感じがいいなと思いますし」
会場「共演したい!」
能條「おっと〜。じゃあみんなで作ろうファンの方と(笑)」
中田「私も学園モノとかいいなとと思って。私、元々女子校に通っていたので、学生で恋愛というのを目の当たりにしたことがあんまりなくて。周りにいなかったので。演技だけでも経験してみたいなと思ってて。あと学生に戻りたい(笑)。二十歳近いからちょっと制服着たいっていうのが」
会場「見たい!(拍手)」
最後の質問は今度は女優やミュージカルを目指すかという質問。全員◯を挙げる。
能條「舞台とかテレビとかこだわらず、両方できたらなって思うし。舞台すごく好きなのでミュージカルとか出れたらいいなと思います」
伊藤「私もですね、またこうやって映画とかドラマとかまたお芝居をさせていただける場所があったらいいなと思っています」
中田「演技は学ぶことが多いので、やっぱりすごいやりがいが本当にあるんですよ。これからいろいろなことに挑戦していけたらいいなと思い◯にしました」
続いて行われたプレス向けのフォトセッションでは客席からの「ハートを作って!」という声に応え3人で大きなハートを作る場面も。
司会「最後に一言ずつお願いします」
能條「寧々の初主演映画『杉沢村都市伝説』」
会場「そうとう怖いぞ!」
能條「そうとう怖いぞ! そうとう、怖いぞということで(笑)。私もホラー好きですけどこれは終始怯えてしたのでもう一度映画館で観に行きたいなと思ってます。本日はありがとうございました」
中田「同じようなことになってしまうんですが、本当に面白い映画になっておりますのでホラー好きな方もホラー好きじゃない方も寧々のかわいさを観に来てください。本日は来てくださってありがとうございました!」
伊藤「本日は本当にありがとうございました。まず、ホラーが苦手だって来てくださったみなさん今日トイレとか風呂とか怖かったらごめんなさい! 私の代表作としてこれから愛されていったらいいなと思います。ありがとうございました」
会場(拍手)