
アイドルグループ『AKB48』の“ゆうこ”大島優子(25)のグループ卒業公演『大島優子 卒業公演』が9日、東京・秋葉原のAKB48劇場で開かれた。
本公演へは、大組閣祭りで別のチームや姉妹グループに移籍したチームKの元メンバーも、かつてのチームキャプテンの卒業公演のため集結。大島チームKが復活し、ウェイティング公演として上演していた『最終ベルが鳴る』公演を行うこととなった。
この日のメンバーは気合十分のパフォーマンスを披露したが、トークコーナーではメンバーが大島のナイスバディを絶賛するという話題も飛び出すこととなり、これには大島も照れ笑い。

ユニットパートでは、普段の公演ではない優子のソロによる『泣きながら微笑んで』も特別に組み込まれたりするなど、特別な演出もありつつ、「みんなの支えがあったからこそ私はこうして卒業できます」との言葉を添えて『最終ベルが鳴る』公演のラスト曲『支え』を、チームKメンバーとともに歌い上げた。
ダブルアンコール明けには、他チームやグループのメンバー、そして卒業していった同期生たちも登場。センターを務めた『ギンガムチェック』や、8年間の想い出が歌詞に詰まっているという『今日までメロディー』を披露することとなった。

公演終盤にはメンバーらがそれぞれの思いを大島に伝えることに。宮澤佐江は「これからもずっと“心友”でいてください」、指原莉乃は「HKTに優子さんの想いを伝えます」、松井珠理奈は「これからも私たち後輩にかっこいい背中を見せてください」と、伝えることに。そして高橋みなみがは「卒業したら“戦友”ではなく親友になってください」と涙とともに最後のお願いをしたが、大島は「イヤです」とバッサリ。これにはしんみりしていた空気も一変し「えー!」と驚きと笑いの声に包まれたが、「だって戦友は高橋みなみしかいない」と理由を明かすと一同で「本当にいい関係だね」と称えていた。
ラストパフォーマンスは、「ファンが私にプレゼントしてくれた曲」と初の総選挙1位でセンターを勝ち取った「ヘビーローテーション」を披露。すべてのパフォーマンスを終え、劇場の周りに集まってくれたファンへあいさつをしたいと2階のバルコニーにも顔を出し、「無事に卒業公演を終えることが出来ました。またどこかでみなさんお会いしましょうね」と、呼びかけると、「優子!」コールが劇場周辺を包むこととなった。
■出演メンバー
○大島チームKメンバー
阿部マリア、内田眞由美、北原里英、倉持明日香、後藤萌咲、小林香菜、島田晴香、下口ひなな、鈴木紫帆里、近野莉菜、永尾まりや、野澤玲奈、平田梨奈、藤田奈那、古畑奈和、前田亜美、松井珠理奈、宮崎美穂、武藤十夢
○他チーム・他グループメンバー
梅田彩佳、柏木由紀、木﨑ゆりあ、小嶋陽菜、小嶋真子、指原莉乃、高橋みなみ、松井玲奈、峯岸みなみ、宮澤佐江、山本彩、横山由依、渡辺麻友、渡辺美優紀

■セットリスト
M1:マンモス(大島チームK)
M2:最終ベルが鳴る(大島チームK)
M3:ボーイフレンドの作り方(大島チームK)
M4:偉い人になりたくない(大島チームK)
M5:狼とプライド(後藤、下口)
M6:リターンマッチ(内田、島田、藤田、松井珠)
M7:初恋泥棒(北原、平田、古畑)
M8:ごめんね ジュエル(阿部、鈴木、前田、武藤)
M9:おしべとめしべと夜の蝶々 (永尾、藤田)
M10:19人姉妹の歌(倉持、小林、近野)
M11:泣きながら微笑んで(大島)
M12:Stand up(大島チームK)
M13:Coolgirl(大島チームK)
M14:回遊魚のキャパシティ(大島チームK)
M15:会いに行こう(大島チームK)
~以下、アンコール~
M16:シャムネコ(大島チームK)
M17:メロスの道(大島チームK)
M18:支え(大島チームK)
~以下、ダブルアンコール~
M19:ギンガムチェック(大島、柏木、木﨑、北原、小嶋真、小嶋陽、指原、高橋み、松井珠、松井玲、峯岸、宮澤、山本、横山、渡辺麻、渡辺美)
M20:Everyday、カチューシャ(大島、柏木、木﨑、北原、小嶋真、小嶋陽、指原)
M21:今日までのメロディー(高橋み、松井珠、松井玲、峯岸、宮澤、山本、横山)
M22:草原の奇跡(ALL + 卒業生)
M23:ヘビーローテーション(ALL)














