神戸三宮映画実行委員会は、YouTube上で公開している『ネスレシアター on YouTube』の視聴回数が1000万回を超えるなどの好評を受け、5月30日、31日に開催された『神戸三宮映画祭』に先立ち、前日の29日に前夜祭を開催した。
前夜祭では、佐々部清監督、本広克行監督、岩井俊二監督だけでなく、原田泰造(44)、瀬戸康史(26)、桜井美南(17)など豪華キャストも登場。3人の映画監督によるトークショーでは、佐々部監督が「僕が中学生の頃に、淀川長治さんに弟子にしてくださいと手紙を書いたんですが、その淀川さんは日本映画や海外の映画を、伝道師のように伝えてくれました。その淀川さんの生まれ故郷で映画祭ができて光栄です」と、感慨深く語った。
本広監督の『Regret』に出演した泰造は、「はーらーだ、たいぞーです！」と、お笑いトリオ『ネプチューン』でもおなじみの自己紹介を決め、「今回とても楽しかったです。これ見てよ、ってみんなにYouTubeを見せて喜んでいたら、いつの間にかこんなとこに立ってて。わけがわからない感じです。本当に嬉しいです、ありがとうございました」と、ユニークに挨拶。
また、岩井監督が企画&脚本を務めた『なぞの転校生』に出演した桜井は、「私にとって初めての女優のお仕事でしたので、忘れられない作品になりました。一生思い出に残る作品です」、塩田明彦監督の『昼も夜も』、『スパイ特区』両作品に出演した瀬戸は、「塩田監督から日本の映画界を背負う、と凄いプレッシャーを与えられましたが、そうなれるよう精進したいです。僕らの出ている映画を、少しでも多くの方に観ていただきたいです」と、それぞれコメントした。
