俳優・佐藤健(25)が5日、東京・六本木ヒルズアリーナで映画『るろうに剣心 京都大火編』(監督:大友啓史/配給:ワーナー・ブラザース映画)完成披露試写会に女優・武井咲(20)、蒼井優(28)、俳優・伊勢谷友介(38)、青木崇高(34)、神木隆之介(21)、藤原竜也(32)、江口洋介(46)とともに登場した。
興収30億円を超える大ヒットを記録するという大ヒットを記録した映画『るろうに剣心』の続編がついにそのベールを脱ぐ。
この日から関東地方は梅雨入りとなり、屋外でのイベントにキャストもずぶ濡れ。それでも、佐藤は一度裏に下がってから戻ってきてファンからのサインに応じたりレッドカーペット以外ちょっとした合間にもサインをするほどの熱の入れようで、誰よりも長くファンサービスをすることに。
壇上に立った佐藤は、「本当にみなさんお待たせしました!本当に嬉しいです。ついに完成しました」と、完成を喜びつつ、「ちょうど1年前にクランクインして撮影していたんですけど、そのときは続編を作れるという喜びと、でも、前作を超えるような作品ができるのかというプレッシャーと、本当にいい作品にできるんだろうかという不安がありました」と、当時の心情を明かす一幕も。
撮影については、「すごくハードでデンジャーだったので、半年間撮影を続けて、クランクアップまで、みんな生き残れるのかというか、撮り切れるのかという不安と戦っていたと思うと、この場に立っていられるということが、とっても感慨深いです。このキャスト、スタッフでこの映画を作れたことを誇りに思います」と、なみなみならぬ苦労を垣間見せる。
役作りへは、「ひたすら剣心という人に向き合って、いっぱいいっぱいでした。それだけでした。1を観て自分の足りないところだったりを痛感しました。今回は何を練習すべきか明確に見えたので、1を踏まえた上で練習をして、よりよいものを作れるように努力しました」と、1を超える出来であることへ自信をチラリ。
そんな力作だけに、作品の手応えはいい意味で「ヤバイっすよ!」とテンションも高く、「大友(監督)さんついにやっちゃったなという感じです。これはもう事件になればいいなと思っています!」と強気発言が飛び出したかと思うと、最後に、「映画を観て頂く前にハードルを上げるのはあまり好きではないんですが、きょうはあえて1つだけ言わせてください。日本映画の歴史が変わる瞬間をぜひ見てください!」という発言まで飛び出していた。
映画『るろうに剣心 京都大火編』は8月1日より全国ロードショー!『るろうに剣心 伝説の最期編』は9月13日より公開!